【第5回】コンテンツマーケティングの重要性 – 誰もあなたの事をそこまで気にしていない現実

みなさんこんにちはapplemint lab 代表の佐藤です。

第5回目のセミナーでは、コンテンツマーケティングとは何かというお話と、新参者 (新たに起業した人)はなぜコンテンツマーケティングをしなければいけないのかというお話をしました。

結論を言うと、人はみんなが思っているより自分に注意を向けてないし、注意を向かせるためには自分から発信しないといけないよ!みたいな話です😆

では何を発信するのか?『コンテンツ』です!ちょっと昔だとコンテンツと言うとブログコンテンツが主でしたが、現代は動画コンテンツや音声のコンテンツもあります。じゃーブログや動画を始めようと思ってもどんなブログや動画を始めたらいいかわからないと思います😭

そこでこのブログではどうやってコンテンツを企画すればいいのかお話しします!

コンテンツマーケティングとは?

そもそもコンテンツマーケティングって何でしょう?誰も読みたくないのを承知でコンテンツマーケティングの定義を以下に貼り付けます (しかも英語😬)

“Content marketing is a strategic marketing approach focused on creating and distributing valuable, relevant, and consistent content to attract and retain a clearly-defined audience — and, ultimately, to drive profitable customer action.”

要するにコンテンツを作って販売に繋げろって話です (それを早く言え!笑)

なぜ現代においてコンテンツマーケティングが必要なのか?それは消費者がみなさんの商品やサービスを購入する理由が欲しいからです😃

ネットが普及して誰でもいつでも「技」を盗める時代になりました。今までは立派な寿司職人になるには10年必要と言われていたのが、今では下手したら数年で立派な寿司職人の「技」は会得できるようになりました。

iPhone とサムスンの携帯はどちらも性能はほぼ同じです。見た目もそんなに変わりません。しかし日本では iPhoneの方が買われてます。この差は何なんでしょう?iPhone にあってサムスンにないのはストーリー(コンテンツ)でしょう。

多くの人は Apple の製品に込められた想いや Apple に共感を抱いて Apple製品を購入しています🍎

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或いはカフェで使っている姿がかっこいいとかですかね。

コンテンツで売れる土台を作った Nizi Project

みなさんは Nizi Project って聞いた事ありますか?JYP という韓国の大手エンターテインメント会社が日本で開いたオーディションです。オーディションはHulu で配信され、毎週のようにオーディションに参加する女性が悪戦苦闘する様子が描かれました🎥

最終的にメンバーは9人にまで絞られ、デビュー後に Youtube で公開したMVは公開後すぐに再生数が1億回を突破しました。その背景にあるのは Nizi Project というコンテンツです。

実は現在 JYP に限らず多くの韓国のエンターテインメント会社が公開オーディションを行なってグループを作ってます。その理由はオーディションというコンテンツを通じてグループがデビューする前にファンを作る事です。

デビュー前にファンがいるグループはデビュー後に少なくともファンからは売上を期待できます。歌とダンスがうまいガールズグループは山ほどいる現代において売れるには、コンテンツを作って自分達を差別化しなくてはいけません。コンテンツは生き残り戦略なのです😎

applemint の事例

applemint もコンテンツを作って台湾で生き残った会社です😆僕らは本当にゼロからスタートしました。しかもデジタルマーケティングの会社は台湾に山ほどあります。

そんな中でどうすれば僕らは他よりも選ばれるようになれるか考えた際、たどり着いたのはコンテンツでした。

僕は起業当初からブログコンテンツをせっせと書き続け、今ではブログ数は300を超えました。ブログも300ぐらい書けば、自然と書き方も上手くなります。

ブログコンテンツを通して applemint がどんな会社か知りお問合せをした方はたくさんいます。また、2019年には動画コンテンツも始めました。今では動画を見てお問合せをしたという方にもよく会います。

コンテンツの作り方

ではコンテンツはどれくらい作ればよくて、どんなコンテンツを作ればいいのでしょうか?😲コンテンツは1-2個作れば、多くの人が見てくれるかというとそんな甘い世界ではありません。

ブログコンテンツや動画コンテンツは戦略的に作らなければ人々に見られませんし、意味がありません。次にコンテンツを作るための3ステップをご紹介します。

Step1.タッチポイントを意識する

みなさんがコンテンツを書いた後、どうすればそのコンテンツを多くの人に見てもらえるでしょうか?やり方は2つあります。一つは Google の検索結果で表示される事、もう一つは SNS で発信する事です。

僕は以前のレポートでもお話ししたようにブログコンテンツを始めた際、 SEO を意識しました。5年前から今に至るまで自分が書いたコンテンツを Google で表示させることによって、多くの人にコンテンツを読んでもらっています。

SEO を頑張って Google で上で潜在顧客に見られる事を意識するか、或いはSNS で写真コンテンツを活用して潜在顧客に見られる事を意識するかはみなさんのサービス次第です。

みなさんのお客さんになりそうな人は Google を多く利用するのか、それとも SNS を多く利用するのか?自分自身に聞いてみてください。

Google でコンテンツを見られるためには SEO を意識しないといけないという話は以前 SEO のレッスンでしたので、今回は SNS で人々に見られるにはどうしたらいいかお話しします。

Step2. SNS で見られるコンテンツには共通点がある

SNS で見られるコンテンツとはシェアされるコンテンツです。人はなぜ投稿をシェアしたいかというと、コンテンツをシェアする事によって他人とコミュニケーションを取りたいからです。

ではどんなトピックなら他人とコミュニケーションを取りたいか?それはみんなが共感できるトピックです。みんなが共感できるトピックとは人の「欲」に触れるようなトピックです。

例えば、食欲(グルメ)、睡眠欲(睡眠の話)、性欲(恋愛)といった話はよくシェアされます。

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Twitter でも日台の恋愛観なんてトピックはよくイイねが押されたり、シェアされてます。

その他に、衣食住、お金、仕事、教育といったトピックも割とシェアされます。「よし、じゃー俺も食欲や衣食住についてのブログを書くぞ!」と思った方!

残念ながらもうすでに先に書いている人たちがいて、今からそれらの人たちと同じような内容のブログを書いてもみんなは”あなた”のブログを読む理由がありません。ではどうすればいいか?

Step3. 共感されるトピックと自分の強みを掛け合わせる

そこで、僕がお勧めするのが自分の強みと多くの人に共感をされるトピックの掛け合わせです。

例えば applemint の強みはデジタルマーケティングや台湾にいる事です。この強みと共感されるトピックを組み合わせると、「台湾恋愛話」「台湾で有名なアパレル会社のウェブマーケティング」、「台湾人の仕事術」、などになります。

もちろん、もうすでにこういったトピックでコンテンツを作った人はいるでしょう。しかし自分の強みを掛け合わせることで少なくとも”自分”が発信する強み/意義が出ます。

まとめ

いかがでしたか?コンテンツマーケティングは僕らみたいな弱者や新参者にとっては自分達を他者と差別化するために必ず必要な戦略です。資本が多くあって、質の高いサービスをバンバン生み出せる会社ならともかくそうでない会社は自分達を選んでもらう必要性を作る必要があります。

また、コンテンツを作るときに大事なのはどこで発信すれば自分達の潜在顧客に会えるかです。もしもみなさんの潜在顧客が Google 上にいるのなら、Google で露出する努力をし、SNS なら SNS でシェアされる努力をするといいです。

SNS でシェアされるコンテンツは人の欲を突いたコンテンツです。ですが、人の欲を突いたコンテンツはもうすでに他者が書いていて、今更自分が書く理由はないので、人の欲に自分の強みを掛け合わせるといいです。

以上第5回目でした!