2026年7月最新版|今の台湾で売れるもの・売れないもの、そして売り方

みなさんこんにちは、applemint代表の佐藤です。

今日は、現時点でなんとなく見えている
「台湾で売れる日本のもの」と「売れない日本のもの」、そして効果的な売り方についてお話ししたいと思います!

1ヶ月後、3ヶ月後に状況がどう変わっているかはわかりませんが、少なくとも2026年7月時点では、これからお話しするやり方はかなり効果的だと思っています。

それでは早速お話ししていきましょう!

クラファンに対して懐疑的だったが…

先日、applemint lab のメンバーで飲み会をしたのですが、その際に非常に興味深い話になりました。

集まったメンバーが次々に、「クラファンの商品がMeta広告で流れてきて、思わず買いそうになった!」って話していたんです。

この話を聞いた時、以前クラファンで失敗したことを思い出し、
「あ、クラファンが悪いんじゃなくて、クラファンで難しいものを出品してしまったんだな…」と思ったものです。

去年、ある日系企業さんの機能性が高い寝具をクラファンで販売したのですが、思ったような結果にはなりませんでした。

その時に、「クラファンって広告をしても売れないなら、LPとかECサイトで販売したほうが手数料も取られないしいいんじゃない?」って思い、それ以来クラファンに対して少し懐疑的になっていたんですね。

ただ、クラファンでは、プラットフォーム側が「売れる!」と思った商品に関しては、プラットフォーム側も売れれば売れるほど手数料収入が増えるので、
露出を頑張ってくれる性質があります。

売れるものであれば、クラファンは実は爆発力があることを、この時に知ったのでした。

じゃー結局何が売れるの?って話

クラウドファンディングは、売れるものであればプラットフォームの露出を味方につけられる、って話ですが、重要なのは、

じゃー結局、何が売れるの?って話です。

今回の飲み会で出てきた、最近売れてる商品は二つです。

一つは、未来印という商品で、もう一つは計算式が表示される電卓です。

参考:https://motegi-kk.com/mirain/

参考:https://www.zeczec.com/projects/sumnova-s1-pro?srsltid=AfmBOooCYacOALoXJttWo5MPinL08et89y8F7OgAn5M2rLKI4R_B7cob

この2つの商品の話が出た時、ついでにメンバーの方から実際の広告も見せてもらいました。

未来印の動画広告は、印鑑の印字が表面に浮かび上がり、その後すぐに消えるという演出で、一瞬で興味を惹かれる内容でした。

運用データは見ていませんが、おそらくクリック率はかなり高いと思います。

計算式が表示される電卓も、見た瞬間に「便利だ」とわかる人には、その良さが一瞬で伝わります。

しかも、掛け算と足し算が混ざった式でも、ちゃんと掛け算を優先して計算してくれます。

逆に前回試してうまくいかなかったのは、機能や良さが瞬時に伝わりにくかった商品です。

例えば、あるクライアントが現在、機能性パジャマをクラウドファンディングで販売していますが、正直あまりうまくいっていません。
恐らく今後も厳しいと思います。

機能性を訴求するアパレルは、その価値が一瞬では伝わりにくと思うんですよね(よっぽどいいデモがない限り…)

逆に言えば、アパレルは機能性よりも、「見た瞬間に可愛い」「欲しい」と思わせる商品の方が、クラウドファンディングとは相性がいいと思います。

マイラというブランドが先日台湾でポップアップストアを開催し、大成功したって話を先日しましたが、
あれは僕でも見た瞬間に「可愛い」と思えるぐらい、その魅力が一瞬で伝わる商品でしたね。

現代は、視覚からの刺激が優先される時代です。

以前読んだ記事で、ニューヨークのあるレストランでは、「味」よりも、動画にした時に映える内装や演出を強化した方が集客につながる、という話がありました。

これも、SNSによる視覚的な刺激が大きな影響力を持つ時代を反映していると思います。

まとめると、食品を売るにしても、陶磁器を売るにしても、機能性のあるアパレルを売るにしても、
静止画や動画で一瞬で良さが伝わる商品でないと、これから台湾に進出する企業にとっては厳しい時代だと思います。

そしてこれは台湾に限らず、日本でもそうだと思います。

地味だけど美味しいカレーよりも、派手で美味しそうに見えるカレーの方が最初は集客できるでしょう。

地味だけど機能性が高い南部鉄器の急須よりも、ニッチでも「なんだこれ、かっこいい」と思わせるような、
南部鉄器の技術を活かしたクリエイティブな工芸品の方が最初は売れる可能性は高いでしょう。

「何が売れるか?」を考えるよりも、「何なら一瞬で良さが伝わるか?」という視点で商品を選ぶといいと思います。

*AI で作成

あ、ただし最初売れても、人はいずれ味や外観に慣れるので、そもそもの商品力がないと長期的には難しいでしょう…😅

動画!動画!動画!

先日、ある企業のデジタル広告が非常に好調だという話をスタッフから聞きました。

興味深いのは、その企業が台湾に進出してまだ1年ちょっとにもかかわらず、インフルエンサー施策を含めた広告予算が毎月平均100万円前後だということです。

この予算は決して多くありません。
もっとお金をかけても成果が出ないケースはいくらでもありますし、逆に予算が少なすぎて何もできず、うまくいかないケースも多くあります。

では、この会社は何をしているのか?

ひたすらショート動画を作っているんです。

厳密にはこの企業が内製化してやっているっていうより、台湾のパートナー会社さんに協力してもらってやっている感じです。

時給200〜400NTD程度でアルバイトを採用し、そのアルバイトにモデルになってもらって、とにかく大量の動画を制作しています。

実は、動画に顔や体の一部が映ると肖像権の問題もあるので、同意取得がどこまで徹底されているかは正直わかりません。
まーその辺ゆるゆるでやっているでしょう…😅
ただ、とにかく低コストで大量の動画を作っていることは確かです。

それでも、結果を出しているのは事実です。
彼らはまず動画素材を大量に撮影します。

そして、その素材を組み合わせて何十、何百というパターンの動画を作ります。

それらをSNSに投稿し、再生回数が伸びた動画を広告クリエイティブとして採用します。

この手法自体は特別新しいものではなく、フットワークの軽い会社は2〜3年前から取り組んでいます。

このやり方で成果が出ることが改めてわかりました。
わかっている以上、僕らもすぐに取り入れる必要があります。

今まで僕らが動画の大量生産に踏み切れなかった理由はシンプルです。

僕らは動画制作の単価が高く、クライアントも導入しづらいため、十分な本数を作れず、広告効果の検証もできなかったからです。

では、なぜ動画制作の単価が高いのか?

一番大きいのは、クライアントからの修正依頼と、それに伴うコミュニケーションコストです。

ただ、今後はAIで大量に編集/制作し、修正もAIに直接指示できるようになれば、このコミュニケーションコストは劇的に下がります。

大量に動画を作り、その中から成果の出る動画を見つけて広告運用に活用する。

そして広告効果が出れば、それがクライアントからの信頼にもつながります。

そこで、僕らも来週から動画を大量に制作する体制を作ります。

実は僕個人では、1本のポッドキャスト動画からAIで10本のショート動画を切り出して投稿する仕組みはすでに作っています。

ただ、クライアント案件ではまだそこまでできていません。

動画素材はたくさんあるのに、それをショート動画として量産できていないのが現状です。

もし今後、台湾で何かを販売するお客様がいたら、まずは動画素材をとにかく撮りためてください。

そしてAIを活用して、さまざまなパターンのショート動画を大量に作ることを意識してみてください。

それでも再生回数がまったく伸びないのであれば、その商品やクリエイティブはかなり苦戦する可能性が高いと思います…

以上、applemint 代表佐藤からでした!