2022年現在の僕と台湾

こんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。

今日は、僕が次に何を見据えているかというお話をしたいと思います。結構パーソナルな事を書くので、この話はコミュニティ内で留めておいて頂ければと思います。

イントロ部分で書きすぎると、思わず書かなくていい所まで書きそうなので、早速進みたいと思います🙃

僕が台湾に住んで7年の今の心境を赤裸々に綴ります。

僕は台湾に飽きている

台湾に来れない方や、台湾に来たばかりの方にはとても失礼なのですが、僕は正直台湾に飽きています😂 ちょうど先日 applemint lab のメンバーの一人が、日本へ戻られましたが、新たな環境を会社が用意してくれていいなー、なんて心の中でちょっぴり思いました(笑)

別に僕は台湾を嫌いではありません。しかし僕には、台湾があまりに居心地が良い場所になりすぎて、最近は刺激がないなーと思っています。

僕の最近の行動範囲は、せいぜい台北市の中山区から松山区程度なのですが、その理由は僕が住んでいる場所だと思っています。正直引っ越したくてうずうずしています。

しかし台北で引っ越しをしようものなら、不必要に広くて家賃が高い部屋か、狭いけど新しいから高い部屋か、狭くて家賃が安い部屋か、リーズナブルだけど台北からめちゃくちゃ遠い場所の4択しかありません。

少子化で、合計特殊出生率がかろうじて1あるかないかの台湾に人口ボーナスは来ません。GDP は必ず下がります。なのに、不動産は高騰を続けています。

その背景には、不動産を投資対象として買い続ける保険会社や銀行の存在があります。政府は何もしません。恐らく保険会社や銀行の方々はせっせと政府に対してロビー活動をしているのでしょう。

その結果僕は引っ越しをせずに、結局今の所に住み続けています。身体も問題を抱え、移動距離が極端に減っている僕を見て、みなさんは絶対に真似をしないでください😞

それなら自分で現状を変える!でもコロナ…

僕が applemint lab を立ち上げた理由の一つは、現状打破です。面白い事や、誰もやった事がないような事を水曜日のダウンタウンみたく検証したら面白いなーと思いました。というかそうでもしないと、本当に刺激がなく頭がおかしくなりそうな自分がいました。

立ち上げてすぐに規格外の野菜を販売したのは、とても良かったです。疲れてストレスも溜まりましたが、集客の難しさと SDGs が金にならない現実を目の当たりに出来てとても有意義でした。

その後に行ったビーチクリーン活動も最高でした!

そして次の面白そうな事を考えていたら、コロナウイルスが台湾で拡大しました。2022年8月現在感染者は連日2万人超えで、なぜか知りませんが、ずっと2万人台です。というか、変異を繰り返すウイルスの感染者が2万人を下回る事なんてないんじゃないかと思っています。

しかも政府(現与党)は、2022年11月の選挙を見据えてか、保守層である高齢者の票を1票でも多く取る為、このクソ暑い中、外出時にマスクの着用を要請しています。

マスクつけても外しても多分感染者の数はあまり変わらないでしょう…未だにマスクをし続けている国は、もう日本と台湾と中国ぐらいでしょう(あともしかしたら韓国も!?)

あと、これだけ感染者がいるのに、未だに理解不能な3日間の隔離措置を続けてます。未来よりも選挙や既得権益が優先され、若い人より高齢者が優先される台湾や日本の現状に、少し嫌気がさしています…

そんな台湾を離れようとしない駐在歴5年以上の人達

なんだか台湾を批判するような口調になりすみません。台湾批判というより、僕はこのまま台湾にいたら、刺激がなくて腐ると思っています。

なので、現在密かに中長期的に自分の仕事の引き継ぎを始めています(秘密ですよ〜)

僕は自分の社長としての権利というか、今の職を手放す事に特に不安はありません。株主なので、引き続きオーナーですし、会社に貸し付けているお金もよくわからない金額になってますし、辞めたら毎月の収入が消えるだけです。

今この瞬間クビになったら、とりあえず母親がいる実家の岩手に行き、ウェブサイトやデジタルマーケティング、DXに弱い企業に片っ端から営業かけようかなー、って思います。

その他に、知床に行って、繁体字と英語で情報発信をして、インバウンドに備えて今後ツアーガイドをするなんてのも面白そうです。

西野亮廣氏が今年一番不味くて一番繁盛していたお店が、英語対応をしていたお店と言ってました。岩手でウェブサイト制作や、知床でツアーガイドをしている人はいくらでもいて、僕は質で劣るかもしれませんが、多言語を武器に超明るく人に接すれば負ける気はしません。

というか、そっちの方がチャレンジングで面白そうじゃないか?と思っている自分さえいます。また、今後田舎はインバウンド再開後に取り残される事が明らかなので、その辺何かお手伝いできたら面白そうだなーと思っています。

なんなら最近は、他の人からマレーシアがいいなんて話も聞いて、マレーシアも面白そうだなーと思っています。

ある人からは、「一度アメリカのスタートアップに転職したら?」なんて言われて、それもめちゃくちゃ面白そう!とか思いました😎

もうなんか台湾以外ならどこでもよさそうです。

僕はそうやって台湾を飛び出し、次のチャレンジを楽しみたいと思っていますが、台湾には駐在のポジションに何年もしがみついている日本人がいます。

彼らは会社からの無駄な補助金で優雅なマンションに住み、満員電車に揺られる心配なく、台湾で王様を気取って快適に暮らしています。

彼らは、台湾がいいと言うより、日本に戻りたくないだけでしょう。

彼らの週末の娯楽はみんな似ていて、週末は日本よりも安い費用でゴルフに勤しみ、ゴルフの後は飲み会、そしてキャバクラに行き、最後は当たり前のようにタクシーで帰ります。

某日本三大商社の一つに勤める僕の友人いわく、彼の会社では台湾駐在は「上がる」というらしいです。その友人の会社では、台湾駐在は出世コースではないため、台湾に駐在コースは、会社で数十年勤めて、行き場を無くした人への最後の花道だそうです。

それに付き合わされる現地の台湾人スタッフは、最悪です。

本当にくだらないです。

Comfort Zone から出ないと成長が止まる

これを書いてて、せめて週末はちょっと遠出をしようと思う自分がいます。みなさんのおかげで、こんなブログを書くきっかけが出来、それが僕の週末への行動につながっています。本当にありがとうございます😭

少ないメンバーですが、みなさんに助けられている事はいっぱいあります。メンバーからの励ましの言葉は、いつも最高です。

僕はみなさんと一緒に成長出来ればと思います。成長は Comfort Zone (コンフォートゾーン:快適な空間) を出ないと、ないでしょう。今まで僕は年に一回、必ず行った事のない国へ行き、多少のストレスを感じて成長をしたりしていました。

本当にコロナが憎いですね。でも台湾国内でもまだまだ未開の地はあるので、とりあえずもう少し外に出てみたいと思います。

みなさんもこのブログをきっかけに一度 Comfort Zone から抜け出してみてはいかがでしょうか?