迷ったらまずはターゲティングと自分の強みと弱みの把握から
みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。
今日は「迷ったときはまずターゲティングをしっかり行い、自分の強みと弱みを理解することが大切だよね」というテーマでお話ししたいと思います。
先日、台湾でアート活動をしている方とお話しする機会があり、その際に受けた相談について、僕なりの回答をここで共有しようと思います。
受けた相談の内容は主に以下の2点です:
- 競争の激化。同じようなスタイルで低価格でアート活動をしている人 (特に若い人) がたくさん出てきた
- 自分の価値を高めたい。価格を上げたい。
これらの問題は、このアーティストに限らず、僕たちや他の多くの人が真剣に考えなければならない課題です。今回は、そのような問題に対して、僕なりの答えをお話しします。
applemint のターゲティング
ビジネスの成功は8割がターゲティングで決まると僕は考えています。僕たちは、ターゲティングとそのターゲットに対する適切なアプローチのおかげで、台湾で生き残っているのだと思います(多分😅)
でも、「ターゲティング」って何でしょうね?😅
マーケティングを専門としている僕が一言で言うなら、「ターゲティング」とは「自分を必要としていて、かつ自分と相性が良い人や企業」を見つけることだと思っています。
例えば、僕はデジタルマーケティングの会社を経営しているので、ターゲットは「デジタルマーケティングを必要としている人や企業」になります。これは当然のことですよね…😅
ただし、「デジタルマーケティングを必要としている人や企業」にも、実はざっくり2つのタイプがあります。
- デジタルマーケティングの必要性に気づいていて、そのサービスを求めている人や企業
- デジタルマーケティングの必要性に気づいていないけれど、実際には必要としている人や企業
通常、企業は獲得コストが低い#1を狙います。しかし、#1を求めている人や企業は台湾中にたくさんいるので、普通に戦えばすぐにコ●されます😲
そこで次に考えなければならないのは、#1の中で、自分の強みが活かせて、相性が良さそうな人や企業を見つけることです。例えば、僕がサッカーのデジタルマーケティングを10年以上手掛けているベテランであれば、僕の強みが活かせるのは「サッカー」分野なので、デジタルマーケティングを必要としている企業の中でもサッカー関連の企業を狙うでしょう。
しかし、現実にはサッカー関連企業のデジタルマーケティングを長年手掛けている企業も多数存在します。そこで、更に考えるべきは、そのサッカー関連企業の中でも自分がターゲットにするのは、中小企業なのか、大企業なのか、靴なのか?ボールなのか?といった細かい分類です。
『38億年の生命史に学ぶ生存戦略』という本では、競争をいかに避けるかが重要な生存戦略として書かれています。ターゲットを広く設定することはできますが、結果的に競争を避け、相性の良い相手を見つけることが成功の鍵になると僕は考えています。