【台湾の医療制度崩壊は近い!?】進まない台湾の国民健康保険の改革

こんにちは、applemint lab 代表の佐藤です。
台湾では国民の99%が『全民健康保險』通称『健保』と呼ばれる国民健康保険に加入しています🏥 台湾では医療へのアクセスがとても便利で、医療保険制度が充実していないアメリカから来たアメリカ人の友人は口を揃えて台湾の医療制度を称賛しています😎
僕もこの前肩が痛くなったので、家の近くにある馬偕という大病院に行ったら、診察 + レントゲン + MRI検査 + 薬で1500元 (6000円ぐらい) ほどだったのを覚えています😵
日本の方は「なーんだ、そんなもんか」と思うと思いますが、アメリカで同じ事をしたら多分保険に加入していてても2000 - 3000ドル (25-35万円ぐらい) したと思います。
そんな医療天国の台湾ですが、どうも財務と帳尻が合っておらず将来的にかなり危ない事がわかっています。
今日のブログでは今後危ないと言われている台湾の国民医療保険制度や、高齢化社会の歪み、逼迫する台湾の財務などについてお話をしたいと思います👍
台湾の医療制度は崩壊する!?
中国語で「台湾の医療制度崩壊」(台灣 醫療 崩潰) みたいに検索をすると、関連記事がわんさか出てきます。applemint lab のメンバーには僕が丁寧に情報を整理してお届けします😄
高齢化社会の問題
台湾の出生率低下は深刻で、2021年の出生率は1.07でなんと世界ワースト1位でした。(2位は韓国の1.09、3位はシンガポールの1.15)。2026年には台湾の人口の20%が65歳以上という高齢化社会に突入すると言われています。