【ビラ配り効果in 台湾】淡水で音楽教室のビラ配りをした結果
こんにちは、applemint 代表の佐藤です😎
今日は標題にある通り、台湾でビラ配りをした結果どうなったかというお話をしたいと思います。台湾でビラ配りをした事がある日本人は過去にいたとしても、その情報をネット上に共有した人は、恐らくいないでしょう😎
そういう意味ではこのブログが初です。今回のブログが今後台湾でビラ配りを検討している方の参考になるよう、僕がビラ配りで注意した点や、ビラ配りをするときのポイントなんかを書きたいと思います!
どうぞご参考ください!
今時の音楽教室の事情
今回ご協力を頂いたのは applemint lab のメンバーである、 Carrie さんの旦那さんが開いた森森音樂教室です。場所は淡水にあります😅
もしもこのブログを見て、偶然淡水に住んでいて、音楽教室に通ってみたいと考えている方がいたら是非ご検討ください!
この音楽教室ですが、オープンしたのは今年の7月で、まだオープンして2ヶ月ぐらいしか経ってません。当然まだまだ集客の必要があります。そこで今回は集客のお手伝いをするためにビラ配りをしました!
ビラを配る時に大事なのは、なんと言ってもフライヤーです。フライヤーはただかっこいいものを作ればいいわけではなく、きちんとターゲットを絞り、そのターゲットに刺さるようなものでなければいけません。
そこで、Carrie さんに音楽教室に通うお客さんの属性を色々聞きました。その結果分かった事がいくつかあります:
- 社会人の生徒さんが多い
- 女性が多い
- ドラムを学ぶ人が多い
僕は最初、ピアノを学ぶお子さんが多いのかなー、と思っていたら全然違いました。どうやら、昔楽器を学びたかったけど、今まで学ぶ時間とお金がなかった、社会人の女性が学びに来ている事がわかりました。
僕が立てた仮説とターゲティング
この音楽教室の現状を踏まえて、ターゲットを社会人の女性に絞りました。もっと具体的に言うと、20代中盤から後半のドラムを学びたい人に絞りました。
訴求は、「ディスカウントがある」とかではなく、「ドラムを学ぶ女性急増中」です。
ある町で節電を呼びかけた研究があるのですが、その時学者さんは、町のあるグループにはAのメッセージを発信し、あるグループにはB、あるグループにはC、と異なるメッセージを発信し節電への貢献を見ました。
A. 環境のために節電にご協力を!
B. お金節約のために節電を!
C. みんながしているからあなたも節電にご協力を!
この中で一番効果が良かったのはどのメッセージかご存知ですか?
この中で一番節電に貢献したメッセージはCです。ドラムがかっこいいと思っている女性に、「周りの女性は結構始めてる」と伝えれば、始めるハードルを下げられるのではないかと、仮説を立てました。
ただそうは言っても、この音楽教室は出来てばかりで、まだ名前が全然知られていません。ドラムが流行っていると伝えることは大事ですが、一番大事なのは、音楽教室を検索してもらう事かなと思いました。
出来上がったビラは以下です:
ビラを受け取った人に、検索するようとにかく音楽教室の名前をド派手にしました。
その後、配った人から「住所がない」とクレームを受けましたが、実はわざと入れませんでした。なぜなら検索すれば住所は出るからです。
ただ、よくよく考えると、受け取った人は住所を見れば、音楽教室が大体どの辺にあるのかわかるので、住所は下に小さく書けば良かったなーと思いました。
ターゲットへのアプローチ
ビラ配りでフライヤーの次に大事なのが、誰が誰に何を言うかです。僕は Carrie さんからのヒアリングを基に女性をターゲットとする事にしました。
ここで一つ懸念点があります。残念ながらビラ配りをするのは僕(男)です。そしてビラを配る相手は女性です(苦笑)
僕が普通に女性にビラ配りをしていたら、ナンパとか怪しく思われる可能性があります。ビラをもらう女性の方に少しでも不快な思いをさせまいと、清潔感第一に、ポロシャツを着て、長ズボンを着用しました。
また、掛け声は「森森音樂教室でお待ちしてます」にする事にしました。
実際は通り行く人に声をかけるのが難しく、音楽教室の名前だけになってしまいました..
音楽教室の名前さえ言えば、無視されても音楽教室の名前は耳に入るのでいいかなーと思いました。
結果
ビラを配った時の様子はまた来月動画にしますが、結論から言うと、台湾でのビラ配りはかなりアリです。思いの外配る事ができました。結構な人がビラを取ってくれます。
その後、applemint lab でビラ配りを、日本と台湾の両方で経験した事があるメンバーに話を聞くと、「台湾は日本より数倍チラシを取ってくれますよ」と回答を頂けました。
今回実際にビラ配りをしてみて、これは本当だなと思いました。僕自身初めてのビラ配りということもあり、少しビビりながら配った結果、人通りがそこまでない道で、3分で5枚ぐらい配れました。
その後、ビラ配りが上手な Carrie さんが配ったら1分で3枚ぐらい配ってました(苦笑)
Carrie さんが僕より数倍上手だった理由は声です。Carrie さんはとにかく明るく元気にビラを配っていました。
考えてみると、やる気のない、小さな声の人にビラを配られても欲しくないですよね?
中国語で話しかける恥ずかしさなんかもあり、声が小さくなってしまいました。もっと慣れたいので、今後またします!(笑)
あと、ビラ配りをして思ったのが、ビラ配りは会社のリーダーの人が、リーダーシップを見せるのに使えるな、と思いました😎
例えば、これをご覧の人が台湾に来たばかりの駐在員や台湾で新しいメンバーを抱えてお仕事をしている人だとします。もしもあなたが、街中で最前線で声を張ってビラを配ってたら、周りのメンバーはどう思うでしょうか?かなりリスペクトすると思います。
配っている人が日本人なら尚更です。なぜ僕がこう思うかと言うと、僕が、 Carrieさんのビラを元気よく配る姿を見て、とても感銘を受けたからです。
以上 applemint 代表佐藤から台湾でのビラ配りについてでした!