【台湾の学生が度々起こすコミュニケーションミス】学生のコミュ力が低いわけ
みなさんこんにちはapplemint lab 代表の佐藤です。
今日は台湾でリアルにあった事例からとてももったいなと思った出来事をご紹介します。今後転職を考えている人や人生で得したい人の役に立つと思います😃
表題にもある通り、今回お話ししたいのは台湾で最高学府とも呼ばれる台湾大学の学生がうちの会社にお問合せをし、その結果僕が「あーこの人学歴高くて有利なのにもったいないなー」と思った件についてです😭
そして、こういった方々は結構面接に落ちます。それはなぜか?コミュニケーション能力が低いからです。今回のこのブログでは個人が特定されない範囲で僕とその方のやり取りを少しだけ公開し、コミュニケーション能力とは何か?をご紹介します😎😎
ちなみに、台湾ではコミュニケーション能力が低い高学歴の学生は結構多いです💦
コミュニケーション能力に学歴は関係ない
世の中を見るとどういう人が得をしているかというと、コミュニケーション能力が高い人です。高学歴で仕事がめちゃくちゃできる人でもコミュニケーション能力が低い人はとても損をしています。
ちょっと事例をご紹介しましょう。12月某日、台湾大学の学生から僕らにお問合せがありました。
そのお問合せ内容とは、台湾にいる日系企業のリストをくださいというものでした。以前僕は applemint のブログで台湾にいる日系企業の調べ方を伝授したんですね。
ブログの最後にどうしても僕のリストが欲しい方はお問合せくださいと書きました。なので、その方はこの一文を読んで、「あ、お問合せすれば、2-3時間かけて調べなくてもすぐに日系企業のリストがもらえる!ラッキー」なんて気持ちでお問合せしたのでしょう。
僕はガン無視しました。
コミュニケーション能力とは想像力である
ここで僕がガン無視し理由をお伝えします。理由は、相手が僕にとってのメリットを何も提示しなかったためです。それだけでなく、僕にリストを探して、メールを送るという作業を要求してきました。僕はくそ忙しいです。
applemint のお仕事だけでなく、2021年1月に控えるイベントの準備も並行してやっています。この人はそんな僕の時間をタダで奪おうとしているのです。なぜこんな事が起こるのか?想像力がないのです。
相手がどんな人で、その人にどんな事を伝えれば行動してくれるかという想像力がないのです。
有効的なコミュニケーションの3ステップ
ここで、僕がコミュニケーションをする上で大事にしている3ステップをご紹介しましょう。意識せずにできるようになるまで、繰り返し以下を練習してください。
- 目的を明確にする
- ターゲットを明確にする
- ターゲットに何を伝えれば目的が達成されるか考える
以上です。簡単でしょう?今回の台湾大学の学生に置き換えると以下です:
- 目的:日系企業のリストが欲しい
- ターゲット:佐藤 or applemint のスタッフ
- メッセージ:xxxxxxxxxxxx
台湾大学の学生は#3が欠けてました。だから目的を達成できないのです。ではこの#3 はどうすればいいと思いますか?僕が欲しい事を言えばいいのです。僕が現時点で欲しい事は何でしょうか?
- 来月に控えるイベントの集客
- 来月に控えるイベントのお手伝い
- 人材の応募
なので、僕だったら「日系企業のリストを頂く代わりに、来月の貴社のイベントを私から拡散いたします!」と言います(嘘でも😬)
想像力は自分の経験を超えることはない
最後に想像力についてお話しします🌍 想像力は自分が経験してきたものや、知識を超えることってありません。例えば、僕らは日常的にスマートフォンを使っています。もしスマートフォンがない時代に戻れたら、あなただったらどうしますか?
多分ガラケーを持っている人に対してスマートフォンの凄さを力説しようとします。これは自分が「スマートフォン」を見たからできます。
ドクターストーンを見た人ならこの気持ちわかるはず(笑)
今回台湾大学の学生がなぜ低いコミュ力を露呈してしまったかというと、ターゲットである僕みたいな人に会ったことがないからです。つまり、台湾で総経理や代表者クラス、或いは社会人と会ってないから僕らがどれだけ忙しいか想像できないし、僕らが何を欲しいかわからないのです。
大学時代から社会人と積極的に会う人やインターンをする人と普通のは学生はここで差がつきます。なぜなら彼らは代表者や社会人が如何に忙しいか見てきていて、彼らのニーズを理解しているからです。
Next Action? 色んな人に会い、色んな本を読み、色んな失敗を若い時にできるだけしましょう。
以上です!