サボる自分を奮い立たせる。やりたくないことだらけの世の中で

「雨ぐらいで練習サボんなよ💢」
小学生の頃、この言葉は兄の口癖だった。
僕は小学4年生でサッカーを始めた。当時の僕は、とにかく内向的で、自己主張が苦手だった。
「フォワードをやりたい人?」
監督がそう聞いても、手を挙げることなんてできなかった…
気づけばいつもディフェンダーやサイドバックみたいな地味なポジションが回ってきた。
自分で望んだわけではないけれど、「まあ、いいか」って流されるようにポジションが決まっていた。
何より、小学生のときは練習が嫌だった。
練習は週に3回で、週末は試合だった。その当時練習は、近所でチームメイトの時川君と小学校で待ち合わせて、彼と自転車で20分かけて行っていた。
当時の僕にとっては、練習は毎回憂鬱だった。
なんか喉が痛い。足が少し痛い。今日は雨だから。
そんな言い訳を探しては、練習を休もうとしていた。
周りで骨を折った友人がいれば、何だかとても羨ましかった。練習をサボれるからだ…😅
でも、不思議なことに、本当に休むってなると、それはそれで後ろめたさが残る。
行きたくない。でも休みたくもない。
そんな矛盾した気持ちを、毎週のように抱えていた。
そんな僕を見て、6歳上の兄はよく言った。
「お前、ただ行きたくないだけだろ。」
「うん、本当にそうだけど…😅」とか心の中で思っていた。
じゃー本当にサッカーを辞めようとすると、「根性なしだな」と兄に言われ、そう言われると、ムカついて辞めたくなくなる。
あの頃はそんな繰り返しだった。
兄はアメリカでバスケットボールをして育ち、日本へ帰国してからも続けていた。
あの頃の兄の実力はわからないが、恐らく福岡にいた小学生の中ではダントツに上手かったとは思う。なんせアメリカ育ちだし…
だから、練習が楽しかったんだと思う。
一方の僕は、友達がサッカーをやっているから始めただけで、正直最初の方はそんなにモチベーションはなかった。
だから、練習を好きになれるはずもない。
今振り返ると、あの頃の僕は「サッカーが好き」だったというより、「僕頑張ってるよー」って自分をアピールしたかっただけだ。
雨の日でもグラウンドへ向かったのも、自分アピールだ。
当時の練習は、とにかく反復だった。(今の日本のサッカーチームもそうかな?😁)
パス。トラップ。ランニング。またパス。またトラップ。みたいな。
もちろん、1対2とか、2対2とかそういうのもあったけど、いわゆるドリル式が多かった印象だ。
同じ練習をしているのに、徐々に差が生まれ、気づいたら周りに選抜に選ばれる選手も出てきた。
しかもそれが、一緒に練習に通っていた時川君だったりするから人生って残酷だ。当然それで嫉妬心が生まれる。
というか、サッカーをそこまで好きになれていなかったのによく選抜に入りたいと思ったもんだ。
しかも、「プロになりたい」と思っていたからウケる🤣
けど、今となっては結局子どものそういう無茶な夢は本当に潰さないほうがいいんだなーって思う。
大人になると、無茶でも行動した人の方が勝つから。
結局主体性だよなーって話
そんな僕が変わったのは小学校6年生の後半になってからだ。
膝を壊してしばらくサッカーが出来なくなった。ただ壊れる直前ぐらいまでは無理をして続けていた。
当時はコーチもむしろ「痛い?はぁ?何言ってんの?無理すんのがサッカー選手だろ!」ぐらいの感じだったから、無理している僕を止めようとはしなかった。
あ、もちろんそんなことは言われていないしそんなパワハラコーチではなかった(そんな雰囲気があったというかだけの話…😅)
けど、ある時本当に走るのがキツくなって2ヶ月ぐらい休むことになった。
今思うとあれは痛くなる前にマジで休んだ方が良かったが、当時は膝を壊すちょっと前にベンチプレイヤーだった僕がレギュラーポジションを奪っていて、休むことによってポジションを奪われたくない気持ちが強かった。
どうしてもプレーが難しくなって、「あーやっとサボれる」ってなるかと思ったら、全然そんなことはなくて、むしろ日を重ねるごとに復帰したい意欲が湧いた。
そして復帰したタイミングで、
「フォワードをやりたいです」とコーチに伝えた。自分でもなんでそう言ったか覚えてない。それまで点なんて取ったことがないくせに😉
でもその一言で世界が変わった。
ちょうど復帰したタイミングで自分のチームが所属する区の大会があり、そこで試しにフォワードをすることになり、なんと決勝で2点取ってしまった。
そこから、練習も少しずつ面白くなった。
結局仕事でも趣味でも何でも主体性が大事なんだと思う。
そして主体的に挑戦するためには、最低限の基礎は必要だ。基礎をすっ飛ばして中途半端に主体的になると、失敗を繰り返し、やがて嫌いになる。
そう思った時、あの反復練習のおかげで基礎ができて結果が出たと思うし。結果が出たから好きになった。
もしあの時全部放り投げてやめていたら、今はない。簡単に辞めなくて良かったと思う。
順番は、「好きだから努力した」ではない。「嫌でも身体を動かして主体的に動いて結果が出たから好きになった」だ。
社会人になった今、この順番って再現性があるなーって思う。
まずは身体を動かす

会社を経営していると、やりたくない仕事はいくらでもある。
僕の場合、大人数の交流会が得意じゃないし、好きじゃない。
正直、「今日は交流会に行けて最高だった!」と思えた日は今までほとんどない…と思う😅
それでも気になったら行くし、いつもお世話になっている人ならもちろん行く。仕事だし、とりあえず行く。
幸いなことに、台湾で起業して9年も経てば、本当に行かなくていい交流会は断れるようにはなったけど…
ジムも同じで、まずは行く。
朝起きると、結構足がパンパンで一週間のうち、6日ぐらいはふくらはぎに張りを感じる。
今日は休もうかなって思う。
でも、とりあえずジムへ向かう。
というか、僕は自分が毎朝サボりたくなることを知っているから、翌日の運動着と、ジムに持って行くバッグを玄関に置いてる。
そうすれば嫌でも運動着とバッグが目について行くことになる。
『そのひとクチがブタのもと』って少し昔の本によると、ダイエットに一番効くのは、お菓子を視界から消すことだ。お菓子が見えるとそれがトリガーになって食べたくなって太る。
だったらやりたくないけどやらないといけないことは、人間の性質を利用して逆に視界に置けばいい。
で、いざジムに着くと不思議なくらい体は動く。
行く前が一番しんどいだけだ。結局なんでも始める前が一番しんどい。
以前、このブログでも紹介したこと風俗嬢のるるたんの話をもう一度書きたい:
るるたんが、「出勤したくない日はどうしていますか?」という別の風俗嬢の質問にこう答えていた。
「とりあえず行ってみる。」
行ってみてそれでも嫌なら帰ればいい。行ってみたら案外平気だったら、そのまま働けばいい。
この考え方は社会人になると、本当に本質的だと思える。
僕らは大人になると、始める前に悩みすぎる。賢くなりすぎる。
やらない理由から入る人

苦手なタイプの人はどんな人かと言われると、やらない理由ばかり探している人って答えてしまうかもしれない。
もちろん、人それぞれ事情はある。だから他人を責めたいわけではない。
ただ、心のどこかが少しだけもどかしくなる。
うちのスタッフに現在語学学校に通っている子がいる。彼女は正直日本語がそこまで上手くない。
聞き取りは問題ないのだが、喋ることに関しては場数が足りないせいもあってか、ちょくちょく発音や言い間違えをする。
けど、彼女をみてすごいなーって思うのが、ずっと語学学校に通い続けていることだ。
そんな彼女と会議後に「ずっと語学学校に通うなんてすごいねー」って言ったら、
「あたしは自主学習でできるタイプじゃありません」と言っていた。
彼女は自分の事をよく理解している。
彼女は学校/塾に行く事で、語学学習を続けられている。
僕は元々中国語を独学で学んだ経験があり、その影響で語学学校なんて通わなくてもいけると思っている。
そうやって少し興味がある韓国語の学習をサボっている。
ただ行かないことこそ言い訳だと思う。
僕も韓国語を本気でしたかったら、学校に行くしかないと思う。
僕がリモートワーク中にカフェに行って仕事をするのも、結局はまずは身体を動かすためだ。
カフェへ着いた瞬間に仕事モードへ切り替わる。それは、体が先に動いて、頭がそれについて来るからだ。
迷うよりもまずは身体を動かすのが今からの戦い方だ。
やりたくない、けどやらないといけない気がする
毎度やりたくない仕事がある時、頑張って身体を動かす。
正直、applemint lab のブログも、たまに自分のインプットが不足して書けなくなることはある。
というか、lab のメンバーには失礼な話だが、今の会員数でよく4年も書き続けているなーと思う😅
4年も経つと最初にストックしていたネタなんてすぐになくなる。
でも僕はとにかく指を動かす。無理やり動かす。
最近は、たまに思っていることを AI にぶわーっと話している。そうすると音声での入力がいかに楽かわかる。
ChatGPT は10分間しか話すことができないのだが、10分間ずっと話し続けると、なんと2800-3000字喋れることがわかった。
話し始める前にあらかじめ、「今から話す内容をブログにしたい」と言った上で話し始めると、2800字も話せば、それなりのブログにしてくれる。
HP でこのやり方でブログを書き始めたが、思いのほか良かったから、今後 applemint lab もハイブリッドで行きたいと思う。
この applemint lab のブログも、どこかで止めたら永遠に止めてしまう気がしている。
まずは身体のどこかを動かそう。
これは実は僕へのメッセージだ😄