【今週の台湾経営日記】タレントマネージメントとクレーム苦笑

みなさん、こんにちは!applemint代表の佐藤です🌞

8月もあっという間でしたね💦

8月はどうだったかというと、SNSがバズって、隙間時間はコメント返信やSNS対応ばかり。完全にスマホ/SNSの奴隷になっていました😅

中には差別的なコメントもありましたが、以前コラムがバズった時にある程度免疫ができていたので、今回は冷静に対応できました✌️

ちなみに、嫌なコメントを書く人のアカウントを見に行くと、なぜかジムで筋トレをアピールしている人が多くて、この辺を深掘りすると面白いのかなーと思っています。

今日は先週一週間を振り返りながら、applemintで起きたことや、お客さんから聞いた面白いマネジメントのお話ができればと思います💪

音楽関係者の来台

今週は、日本から某大手エンタメ企業の方が台湾に来られました。

「なんでapplemintが?」と思うかもしれませんが、いろいろとご縁があり、ありがたいことに一部お仕事をご一緒しています。

彼らの目的は『2026 TRENDY TAIPEI 潮臺北 – JAM JAM ASIA 亞洲音樂節』の参加なのですが、これがなかなか面白いイベントです。

百聞は一見にしかずということで、ぜひURLをご覧ください:

https://www.tmc.taipei/tw/blog/show/2026JAMJAMASIA

あ、携帯で開くのが面倒な人のためにスクショ貼りますね😅

僕の大好きなDJ Krushが特別ゲストとして講演をしたのですが、それ以外のアーティストを見て、皆さんは何を思いましたか?

正直、そこまで有名なアーティストは多くありません😅

また、日本語、英語、ハングルなどが飛び交う、かなり国際色豊かなイベントです。

実はこのイベント、toC向けというより、主にtoB向けのイベントなんです。

例えば、僕がレコードレーベルを持っていて、今売り出したいアーティストがいるとします。

通常ならクラブやライブハウスを借りてパフォーマンスをしますが、そこに来られる音楽関係者は限られます。

今回のイベントはそんなアーティストを一度に効率よく音楽関係者に見せよう!って目的です。

なのでこのイベントには、東南アジアから東アジアまで多くの音楽関係者(レコード会社、プロモーター、会場関係者など)が集まります。

お客さんに聞いた話だと、本当に大きなレコードレーベルから中小規模のプロモーターまで幅広く参加している感じでした。

ちなみにお客さんは、部長さんが招待枠で来ているため、ホテルも飛行機も主催者持ちのVIP 待遇でした(その他のスタッフは会社持ち)。

つまり、このイベントは音楽関係者向けにアーティストをお披露目する「ショーケース」の意味合いが強いんですね。

金曜日は、本当に音楽関係者だけが集まり、土曜日と日曜日は一般のお客さんも入れてのショーケースになります。

台湾にもこんなtoB向けのエンタメイベントがあったんだーと、ちょっとびっくりしました。

鏡のようなタレントマネージメント

蛇の道は蛇と言いますが、エンタメ業界にいる方々は、やはり業界の事情に詳しいです。

今回ご紹介したいのは、ある大手芸能事務所のお話です。ヒントは最近解散した某男性アイドルグループがいたあの事務所です🤭

僕は実際に見たわけではないのですが、お客さん曰く会社スタッフからタレントまで、教育がアホみたいに行き届いていて異常らしいです。

まずタレントさんですが、ケータリングを手配した方はもちろん、ケータリングを持ってきた方にまで、きちんと挨拶をするそうです。

しかも、今売れている若手からベテランまで、みんなそうらしいです。どうしたらそうなるんですか…😱

僕も小さいながら10人の会社を経営していますが、朝の挨拶やお客さんへの挨拶は時が経つほどどんどん適当になります😅

ただ、もっと驚いたのはここのスタッフです。

お客さんが、この事務所のコンサートの最高責任者の方とよく会食に行くらしいのですが、その方は必ず電車で帰り、絶対に領収書を切らないそうです。

理由は、「どこで誰が見ているかわからないし、タレントに迷惑をかけたくないから」です…

「いや、あなたはタレントじゃないし大丈夫でしょ」って思いたくなります(そもそも領収書もらうことも別に悪くないのに…)

あ、もちろん、この責任者の方は一般人なので、メディアに顔が出ているわけでもありません。

それでも、彼曰く一部のメディアは自分の顔を知っているかもしれないし、どこかで見ているかもしれないから常に気をつけるんだそうです。

事務所の人間が日常的にタクシーに乗っていたり、その費用を経費にしていたりすることを報じられると、それが原因で反感を買う可能性もあるので、どちらもしないそうです。

本当に芸能事務所の鏡だなと思いましたね。

「そんなスタッフがいれば、そりゃーあれだけ人気になるわ」と思ったのでした。

僕はその日お客さんと火鍋を食べた後、行きつけのバーへ行きましたが、しっかり領収書(打統編)をもらいました✌️

生成AI クレーム

今週、初めて生成AIに関してお客さんからクレームをもらいました。

うちのスタッフが生成AIを使ってバナーを作ったところ、お客さんから「うちはブランドイメージを大事にしている。緊急で話せますか?」と連絡が来ました。

つい先日、生成AI で作ったバナーは僕にレビューさせろって言いましたが、このバナーは7月僕が不在中に出来たものでした..

とはいえ、こういう時、経営者はたとえ事実を知らなくても、最終的な責任を負わないといけません。

ある不動産会社さんの案件なのですが、億単位の物件を販売しているため、「AIで生成したバナーを使うとブランド価値が損なわれる」とご指摘をいただきました。

お客さんから不動産の写真を共有されていたにもかかわらず、うちのスタッフはその写真をベースに生成AIで動きをつけていました。

どうやら、それがお客さん的にはNGだったようです。

普段お客さんと接することのない制作スタッフに、責任を持つことの意味を理解してもらういい機会だと思い、営業窓口との会議にも参加してもらいました。

僕も陰で参加しましたが、お客さんもそこまで怒っていたわけではなく、同じミスを繰り返さなければ、ひとまず大丈夫そうです。

生成AI を使った時に起こること

文章でも画像でも動画でも、今後生成AIを使う機会はどんどん増えるでしょう。

最近驚いたのは、中国企業のある生成AIサービスです。

プロンプトを入力し、元データを学習させれば、最大90分間、不自然や顔や身体なしの動画を作れるそうです。

今、知り合いがこのサービスを日本企業に営業していて、名だたる企業が興味を示しています。

例えばアダルト業界がこのツールを導入すれば、過去の出演作をベースに、女優さんが砂漠の真ん中でイチャイチャする動画だって作れます。

本当にやった場合のカメラマンや渡航費、出演者のギャラは大幅に削減できます。
それを面白いと思うユーザーがお金を払えば、コストが減った分メーカーにはもっと利益が残ります。

こうやって AI を使ってお金儲けが加速すると、お金の価値ってどうなるんだろう..って思いますね。

イーロン・マスクが「将来的にお金の価値がなくなる」という趣旨の話をしていましたが、本当にそんな気がしてきました..

AIが僕らの代わりに働いてお金を生み、そのお金を人間が、AIがサービスを提供する場所で使う。そうなると、人間は実質何もしなくなります。

今後は 300万円の車が欲しくなったら、どうやって自分で稼いで買うかより、どうやってAIを働かせて、300万円稼ぐかってことを考えるでしょう。

お金の価値がなくなった世界で怖いのは、スポーツです。

スポーツ選手は高い報酬をもらって自分の能力を正当化します。ところが AI を使って自分で働かない人がいると、めっちゃ自己犠牲を強いられるスポーツ選手はやってられなくなります。

まさに自分の名誉や達成感のためにやる人しか残らなくなるかもしれません。

何はともあれ、今週は改めて生成 AI 利用のリスクを再確認したのでした…