広がる地方と海外の距離

皆さんこんにちは、applemint代表の佐藤です😉

今日は広がる地方と海外の距離というテーマでお話をしています。

現在岩手に滞在して、はや5日経ちましたが、もうすでに3組の台湾人観光客と遭遇しました。

そのうちのひと組はご家族で盛岡に来ていたみたいで、牛タンで横の席に座り、もう一組は、中高年のリタイアしたと思われるご夫婦でした。

こうして台湾人と日本の地方の距離はどんどん近くなる一方で、地方に住む人と海外(台湾)の距離はどんどん遠くなるような感覚を覚えます。

今日はその辺のお話を皆さんに共有できればと思います!

その前にちょっと余談…

盛岡にいる間は基本的にあまりやることがなかったので、ひたすら快活クラブとマッサージ店を往復していました😁

快活クラブは最高でしたね。外国人観光客に知られたら、ちょっと悪用されそうだなとさえ思いました。

僕は毎朝8時頃に快活クラブへ行き、個室ではない通常席で数時間仕事をして、その後漫画を読む、ということを繰り返していました。
初日に6時間近く滞在した後、料金を調べたらあまりの安さに驚きましたね…

なんと1,360円でした😮

あまりに安いので、精算機が勝手に割引を適用したのかと思ったのですが、本当にその金額でした。

1,360円は台湾ドルで約260NTDです。普段台湾でカフェで作業すると、平気で180NTDくらいかかります。

それが快活クラブでは、あと100NTD 足せば、ドリンク飲み放題、漫画読み放題、充電し放題で、ロッカーまであって5-6時間入れるので、コスパ最強と思ったわけです。

あまりにコスパが良くて便利だったので、二日目からは貴重品をロッカーに入れ、席をそのままにして快活クラブを拠点にいろいろ動いていました。

もし外国人観光客も利用できるなら、個室にスーツケースを置いて、ロッカー兼休憩場所として使う人も出てきそうだな、と勝手に妄想していました。

親戚との何気ない会話で感じる距離感

ここからが本題です。

盛岡へ戻ると、いつも母の親戚とお食事に行くのですが、今回回転寿司に行くことにしました(前日回らないお寿司屋さん行ったけど…😅)

個人的には大正解で、台北の3000NTD ぐらいのコースよりも美味しかったと思います。

ランチにしては結構な値段がしたのですが、それでも僕の比較対象は現在台北のお寿司屋さんで、それに比べたら、全くでした。

3人で食べて、お会計は合計12,000円ぐらいで、一人4,000円 (800NTD) といったところです。

台湾ならスシローに行っても、結局それぐらいの値段がするのに、盛岡だとめちゃくちゃ美味しい上に、値段が台湾のスシローですからそりゃー僕の満足度は高いです。

印象的だったのが、親戚がやっぱりそれなりのお値段がするからか、少し遠慮していたことです。

この時に、地方の人にはやっぱり円安が海外の人に対して与えている影響を知ることって難しいんだなーって思いました。

円安やイランとアメリカの戦争で物価が上がっていることは地方の人にも東京の人にも実感できるでしょう。

ただし、海外の人が円安をどう捉えるかは、海外に行かないとわかりません(一部メディアが放送しているけど…)

そして台湾に住む僕が日本の地方へ来て思うのが、遠慮ない言葉で言うと、”安い地方”です。

もちろんそんな事言って気持ちのいい人はあまりいないので、僕からわざわざ口に出すことはありません。

ただ、こうして円安で海外に行きづらくなり、

盛岡で初セミナーを行いました✌️

今回、ご縁があって盛岡で初めてセミナー(講演)をしました!

「盛岡の皆さんにぜひ台湾のことを知ってほしい」という思いで企画を盛岡台湾ハッピープロジェクトの皆様にお願いしました!

セミナーの冒頭で僕が「この2年以内に台湾へ行ったことがある方」と質問し、手を挙げてもらったのですが、手を挙げた方は全体の約3分の1でしたね。

実は、これ予想以上に多くて少し驚きました😅

た〜〜だし、今回は「台湾」をテーマにしたイベントだったので、1/3 が手を挙げたのだと思います。通常のビジネスセミナーであれば、おそらくもっと少なかったでしょう。

セミナー中は僕が話す時間が中心で、その後の懇親会では、盛岡の現状について興味深い話をたくさん聞くことができました。

まず感じたのは、多くの盛岡市民には、そもそもインバウンド集客や海外市場に目を向けるという発想がないってことです。

これだけインバウンド!インバウンド!って言われてる今でも、そこまで真剣に考えて対策を立てている感じじゃないみたいですね。

ただ、意識はし始めているらしく、話を聞くと、その意識が変わるきっかけになったのは、ニューヨーク・タイムズが盛岡を「2023年に行くべき52カ所」の一つに選んだことだそうです。

それ以前は、自分たちの街が観光地として高く評価されるとはあまり考えておらず、インバウンドをビジネスとして捉える発想自体が皆無だったそうです。

まーもう少し時間がかかるでしょう。

あ、意外だったのは、このNY Times の報道をきっかけに外国人観光客が爆発的に増えたわけではなく、
実際には、増えたのは国内旅行者なんだとか
😅

最後に、ツアーガイドの方から聞いた台湾人旅行者の消費事情も印象的でした。

最近、台湾人グループが岩手でさまざまなアクティビティを組み合わせたツアーを予約したてるんですが、価格帯は結構高めで、9万円とか12万円とかするそうです。

盛岡の方からすると高額なツアーって印象なのですが、参加者はいずれも20代で、一瞬「えっ」ってなったそうです。

どうやら岩手では、この金額のツアーに参加する人を「富裕層」と捉えているみたいなんですね。

でも台湾に住んでいる人なら、全然そうじゃない事がわかりますよね?
この認識のズレは、実際に海外を見たり、海外の人と接したりする機会が少ない限り、なかなか埋まらないんだろうなーって思ってます。

ちなみに、パスポート保有率の全国ワースト3は、すべて東北地方です。

参考:https://tabizine.jp/article/578678/

5-6%って何…😭😭

海外にでたがらないのは、恐らく県民性ですが、外国人にサービスを売ろうとしているにもかかわらず、自ら海外へ出て外国人を理解しようとしないのは、ちょっと難しいかと…

ただ、危機感を持っている人はいるようで、昨日セミナーにご参加された方は、来月盛岡一高って進学校の生徒を数名連れてシンガポールに行くようです(去年はドイツ)。

最後に、台湾人の消費事情について少し触れると、昨今のAIブームの影響もあり、台湾では真の富裕層が急速に増えています。

2028年まで台湾の百万米ドルの富裕層が47%増加=スイスUBSグループ

安く貧乏な台湾は10-20年前の話です。

日本の地方(岩手)は現状認識が本当に一部の人の間でしか更新されておらず、大多数の高齢者はそもそも外国人や外からの思想に対して抵抗感を持っている印象を毎度受けます。

今回セミナーの冒頭でも、「台湾人に対して商品やサービスを売りたいなら、まずはみなさんが台湾へ行って台湾の人や台湾を理解しようとしてください」と伝えましたが、果たしてどれだけ響いたことやら…

日本の素晴らしい地方を今の素晴らしいままで残すためにも引き続き頑張ります💪

あ、会食では秋田のお手伝いをしていることを話したら、「秋田よりも岩手お願いします」って言われちゃいました😅