【台湾でやれば發大財!?】海外に学ぶビジネストレンド2022年6月17日現在

こんにちは、applemint 代表の佐藤です😎

今日はみなさんに最近僕がインプットした情報の中からいくつか、「これ台湾でやったら面白そうじゃない!?」というビジネスをご紹介したいと思います😎 以前 applemint の HP と applemint lab で少し書いていた「インプットブログ」みたいなブログです!

ちなみに今回のインプットはほぼ全て Forbes Japan からです😅

それでは僕が毎月何時間もかけてしている情報収集を5分で消化しちゃいましょう😂

NEW INC

参考(2022年6月14日):https://www.newmuseum.org/pages/view/new-inc-1

NEW INC とはニューヨークの美術館が主体となっている文化インキュベーターです。インキュベーターとは起業家を育てるような取り組み/施設/団体を指します。大抵の場合は、インキュベーター側がスタートアップの株式を数%取得して、その見返りにインキュベーター側はスタートアップに様々なリソースを提供します。

*インキューベーターの他に、アクセラレーターというのもあります。僕の勝手なイメージですが、インキュベーターはまだビジネスが確立できていない企業向けのプログラムで、アクセラレーターはある程度ビジネスが確立していて更に伸ばしたい企業向けです。

NEW INC はアートや文化に特化したスタートアップを育てるというインキュベーターです。日本ではアートを買うことは百害あって一利なしとたまに表現されますが、その理由は相続税にあると言われています。

その一方で台湾は日本と違い、アートに対する相続税は基本的にかかりません(ただし、相続者がアート作品を相続後にすぐに売却した場合は課税の対象となる)。そのため、台湾には投資目的でアートを購入する富裕層が割といると聞いたことがあります。つまり台湾には『アート』に対する需要はあるという事です。

こうした富裕層が台湾人アーティストの作品を買っているかと言われたら、正直わかりません。ただ一つ言えることは、台湾ではインキュベーターというと、どれもテック系のスタートアップばかりサポートしているという事です。

アプリやAI、ブロックチェーンのスタートアップなどお金の匂いがプンプンするスタートアップを優先的に支援している感じがします。なんともつまらない感じです😂

少し前の本になりますが、『巨大化する現代アートビジネス』という本では、ヨーロッパの一部の美術館やギャラリーは展示する作品を積極的に宣伝することで、アーティストの価値を高め、作品の価値を高めているそうです。

例えば、イギリスの有名な広告代理店サーチ・アンド・サーチの創業者が立てたギャラリーでは、作品が展示されたらその作品はすぐに有名になるらしいです。

つまりアーティストは作品のクオリティはもちろん大事ですが、作品を展示するだけで宣伝をしてくれるギャラリーに目をつけられる事が大事になります。逆を言えば、アーティストのアートの価値は"作れる"という事です。

台湾もインキュベーターがテック系ばかり支援してないで、台湾人アーティストの評価を作る努力をすれば良いのになーと思いました😅

今後台湾でNEW INC のような文化的なインキュベーターが出来て、アーティストやアート思考のある起業家が育ち、台湾の文化的な価値が上がったら今後僕が勝手に絶望視している台湾の観光業に少し光が指すと思っています🙃

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