【社内連絡】AI 時代の働き方についての共有

みなさんこんにちは、applemint代表の佐藤です。
今日は、うちのスタッフにこのブログを見せることを前提にみなさんにブログを書こうと思います。
このブログを通じて、うちのスタッフが恐らく今どんな悩みを抱えていて、それに対して僕がどんな考えを持っているかわかると思います。
他の会社さんの AI との付き合い方について覗き見をするいい機会だと思ってます。
わからないをわからないままにしない

トレーニングをしていると、周りがあまりにも先へ進んでいるように見えて、「今何が起きているのかわからない」と途方に暮れている姿を、何度も見ます😫
そして、わからないから諦めて、誰かに聞けるまで自分ができることや、内職をしてしまう…😁
その後人に聞いても、結局うまく消化できず、その日のワークショップも何となく消化不良のまま終わり、それが毎週重なり気づけば大きくビハインドを負っている。
そんな状況が発生しているのではないでしょうか?
でも、大丈夫です。
それはあなただけではありません🫡
僕自身、最近はあまり現場の業務に入っていないので、AI のレッスンを聞いていて正直何が起きているのかわからなくなることがあります。
僕も AI を使いこなしている人から見れば、AI ペーペーです。
そもそも、僕がAIを使う範囲はかなり限定的です。
動画編集などはある程度 AI の活用を理解していますが、それ以外になると結構きついです。
もしあなたが、AIを使いこなさなくても他の分野で成果を出せるのであれば、無理にやる必要はありません。
イーロンマスクがAI を使いこなせなくても誰も文句は言いません。その他の分野でとんでもない影響力があるからです。
でも、もしあなたにそれが出来ないのなら、今後 AIは業務に必須なので、やるしかありません。
また、トレーニング内容をきちんと自分のものにできないと、いつまで経ってもレベルアップしません。
インプットを続けずにアウトプットだけをしていても、そのアウトプットのレベルは上がりません。
新しい単語を覚えるというインプットをせずに、いきなり新しい単語を使うというアウトプットはできないですよね?
つまり今起きている問題は、「AI が業務に必要なのはわかっているけど AI の新しい知識はたまについていけない。けど一回ついていけないと次もきつい。」って感覚だと思います。
だったら、そもそも何がわからないのか、なんでわからないかを AI にすぐ聞いたほうがいいです。
例えば、先日Codexのトレーニングがありました。
Codexスキルの導入段階からつまずいていたメンバーは、少なくなかったと思います。
僕だったら事前にプレゼンターから共有された資料をAIに読ませて、
「僕は、AI のペーペーです。小学生にもわかるように、この資料の内容を教えて。」って事前に予習します。
あるいは、レッスンの最中に詰まったのなら、
「今〇〇についてのレッスンをしているのですが、いまいち話が入ってきません。過去の会話履歴から自分がどんな人間かプロファイリングをして、〇〇がわからない理由に対する仮説を立てて、対策を考えてください。」
とかって AI に聞くでしょう。
トレーニングの最中、本当にAIと真剣に向き合って、何がわからないのかを整理し、それをきちんとAIに伝えて質問してください。
なんなら、そもそも AI にどう聞けば自分がわからない部分をクリアにできるかもわからなければ、その聞き方さえ聞けばいいです。
こうしたことをやっていなければ、話はそこからです。
わからない/〇〇ないの因数分解
数字がわからない。デジタルマーケティングがわからない。顧客の結果が出ない。お金がない。余裕がない。
こうした、「〇〇ない」に対して、なぜ「〇〇がない」のかきちんと因数分解する人はほぼいません。
「お金がない。」って事例が分かりやすいので、お金を例に説明しましょう。
多くの人はお金がないと言いますが、だったらいくらあればいいのか?を理解している人はいますか?
いくらあればお金は足りなくなるのか?をきちんと定義している人はほぼいません。
仮に「毎月100万円の収入があれば足りる」と思っていて、いざ100万円の収入ができたときに「やっぱり足りない」と思ったなら、それはきちんと定義出来てないってことです。
毎月の収入が1000万円あれば足りるって言うなら、1000万円が答えです。
大事なのは、100万円だろうが1,000万円だろうが、「いくらあれば足りる」と客観的に理解することです。
そうすれば少なくとも、その収入を得るためにしないといけないことが見えてきます(達成できるかどうかは別として)。
同じことは AI にも言えます。
AI がわからない、自動化の仕方がわからない、自動化試したけどうまくいかない、っていう漠然の「〇〇ない」に対して、なんでわからないのか?なぜうまくいかないのかを一つ一つブレイクダウンしている人はどれだけいるか?
一度に全てを理解しようとするのではなく、一つ一つ課題を潰していってください。
“AI を使う”が目的である理由
「今会社はなんだか AI を使うこと自体が目的になっている気がする…」と思っている人は多いのではないでしょうか?
この意見は至極真っ当ですし、僕も同感です。
一方で、AI を使いまくった人からすると、使いまくった後には、別の世界が広がっています。
たとえとして適切かわかりませんが、練習量が足りないサッカー少年が、
「このやり方は効率的じゃない。もっと良いやり方があるはずだ」
と言っても、プロ選手は相手にしてくれないでしょう。
彼らはとんでもない練習をしたからどんな練習が自分にとって良くてどんな練習が良くないかを理解しています。
なので僕やエリックのメッセージはまずは圧倒的に使うこと。その先に、ようやく「手段としての AI をどう使うべきか」という議論が出てきます。
僕自身、毎週のように変化するAIの情報に必死でキャッチアップしています。
というか、キャッチアップできてません😅
きちんと自分なりに消化するために、AI を無理やり使ってる場面は少なくないです。
その結果、わかってきたことがあります。
それは、AI を使いまくっていると、無意識に、「これ AI ならどうやって解決できるかな?」と考え始めようになりました。
今では質問の仕方でさえ AI に聞き始めています。
claude と slack を連動させて、slack のチャット画面からclaude に指示を出して動画編集に成功したのも、普段から AI を使いまくっているから発想が出てきました。
また、AI によって問題が解決できると今度は、どうすれば自分の仕事をもっとAI に渡してサボれるかな?ってマインドになります。
*もしなっていなければ、むしろサボり方を考えるマインドになってください。
どんどんサボって自分の得意なことをしてほしいと思っています。
自分の強みを活かすための AI
例えば、コミュニケーション能力が高いスタッフがいたとします。特技はプレゼンです。
人は、得意なことに集中した方が結果が出ます。
なので、僕なら如何にプレゼンする機会やプレゼンの準備に時間を充てられるか考えます。
プレゼンで結果を出しまくって、会社に賞賛されれば、”エバンジェリスト”のようなポジションをもらえるかもしれません。
「そうは言っても、〇〇の業務があるし…仕事はプレゼンだけじゃないし…」という人は多いはずです。
昔は本当にこんな具合に、普段の業務が忙しすぎて自分が得意なことややりたいことはほとんどできませんでした。
でも、今は違います。
AIを使えば、苦手なことや時間のかかる作業を AI に任せることができます。
だからこそ今後は、
「AIに苦手なことをしてもらい、自分は得意なことに集中する」って意識を持ってほしいと思っています。
そのためには、仕事で自分が得意なことと不得意なことを理解する必要があるのですが、それすらも普段の会話履歴からAIに分析してもらっても良いです。
例えば、PM業務は得意だけれど、人前でのプレゼンが苦手な社員がいたとします。
その場合、過去の議事録や会話ログから、プレゼン相手の特徴をAIに抽出してもらう。そして、
「この人はどこを突っ込みそうか」
「どんな視点で質問してきそうか」
を事前に整理して準備できれば、苦手なプレゼンも、もっと自信を持ってプレゼンに臨めるはずです。
AIがなかった時代、僕は厳しい担当者相手のプレゼン準備だけで2時間以上かかることも普通にあり、そのせいで他の業務が滞ることなんて日常茶飯事でした。
けど、今ならこんなに時間はかからないでしょう。
繰り返しますが、自分の苦手なタスクを定義して、それをどうすれば AI にしてもらえるか考えてください。
おっちょこちょいなケアレスミスが多い場合は、どうすればそれを防げるか AI と徹底的に会話をして、防止してください。
なるべく人に聞く前にAI
最後に、人に聞く前に AI に聞くを徹底しましょう。
人に話を聞くなって言いたいわけではないのでご安心ください😅
大事なのは、聞く前にきちんと自分なりに予習をしてから相手に聞いているか、そして相手に聞くときに、きちんと相手に配慮した聞き方になっているかです。
たまに勢いで衝動的に人に聞くのはいいですが、何度もすると聞いている側は、「それ Drive/document に書いてあるじゃん…」ってなります。
こうした不満が積もると、担当者は中長期的にはあなたの質問に対して回答したくなくなります。
あるいは、あなたが協力してほしい場面で、協力をしなくなるでしょう。
なのでどうしてもすぐに答えが欲しい場合を除いて、衝動的に聞くのを思いとどまって、できるかぎり事前に AI で調べましょう。
ついでに言うと、人に何か依頼をする際「相手にどうやって伝えればわかりやすいか?」って考えてみてください。
AI が出した情報を直接コピペして、相手に長文を読ませてませんか?
相手が長文を読むと言うことは、それだけ相手の時間を奪っているってことです。
まだ遅くないので、これらを意識してみましょう!