applemint 代表佐藤の月間インプット(2021年8月後編)中国自動車メーカーのコミュニティ戦略

こんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。先月から毎月2回僕のインプットブログを出してます⤴️⤴️⤴️

このブログは僕が前月に数時間かけて行ったインプットや実体験からの学びを5分程度で把握出来てしまうなんともお得なブログです。

8月の後編は中国の自動車メーカーの賢いコミュニティ戦略や廃棄ビジネスについてのインプットを中心にお届けします!

それでは8月前編に続き、後編もどうぞ!

NIO という自動車メーカーのコミュニティ戦略

中国版のテスラと言われる NIO という自動車メーカーの事をご存知ですか?自動車にあまり興味がない人なら知らないかもしれませんね。中国の車 = ダサいというイメージを持っている方が一定数いる事は知っていますが、NIO の車はかなりモダンです。

ただ、ここでは NIO の車のデザインがどう優れているかお話をしたいのではなく、NIO が提供しているコミュニティ戦略/メンバーシップ戦略についてお話をしたいと思います。

このNIO というメーカーは購入者に対して会員制のサービスを提供しています。この会員制のサービスが中国の若い世代を中心に支持を集めているようです。例えば NIO の車を所有している人のみが使える「NIOハウス」はコワーキングスペース、カフェ、ミニ図書館を備えています。

NIO は決して安くない車なので、NIOハウスに訪れるNIO所有者は基本的にそれなりの所得を持った人です。NIO ハウスをよく利用する人の中にはNIOハウスで出会う NIO を所有する高所得者や富裕層、同じような価値観を持つ人と知り合える事に喜びを感じている人もいるようです。

つまり、NIO を所有する事でNIO のコミュニティに属し、そのコミュニティに属する事で得られる特別なアイデンティをNIO は提供しているのです。NIO が売っているのは車ではなく、コミュニティなのです。

前回のインプットブログでは現在世の中の商品の質がどんどん均一化されていて、どれを買っても機能に差はないというお話をしました。NIO は商品やサービスを売るだけではなく、購入した後に得られる「メンバーシップ」や「コミュニティ」を購入者に提供して差別化を図っています。

参考になるかわかりませんが、NIO の話を基に applemint はこういう事出来るよね、というお話をします。

applemint ってまだまだこういう事出来るよね?

1. “applemint” にお仕事を依頼する事で得られる特別感は何か? 2. 多業種の顧客を扱っているからこそ出来る顧客同士のネットワーク

僕らと同じサービスや質の会社はいるでしょうし、いなくても今後現れます。結果を追い求め、透明性を重視する姿勢は変わりませんが、僕らはサービス以外で僕らを選んでもらう仕組みを作る必要があります。

コミュニティの形成や、顧客の横の繋がりを強化するのは一つのやり方だなと思っています。皆さんも同様の事ができるのではないでしょうか?

参考:中国のイーロン・マスクが売る、EVメーカーを超越した「世界」

廃棄されるものを活用する動き

最近日本では廃棄される食材や野菜に対する取り組みが活発になっている気がします。

leo

僕が廃棄系のトピックにアンテナをはっているだけかもしれませんが…

今日は最近見た廃棄系の事業で気になるもをお届けしたいと思います。

ROSE LABO

薔薇を専門に扱う ROSE LABO という会社があります。Forbes で取り上げられていたんですけど、薔薇はビタミンやポリフェノールが豊富らしいんですね。

残念ながら薔薇は虫や病気に弱くて育てにくい事から結構な数が廃棄されるらしいです。ROSE LABO の創業者の方はそんな廃棄される薔薇を使ってシロップやジャムを加工し、現在はtoB (お店やメーカー) で薔薇を卸たり、自分自身でも薔薇を使った化粧品や雑貨を作っているそうです。

栄養素が豊富だけど少々扱いにくい薔薇のロスに目をつけた面白い事業だなと思いました。

家具に使われる木材はよく見ると同じ

AXIS という雑誌の 2021年8月号にあった記事から木材についてちょっとしたトリビアをご紹介します。木材を使用した家具って一見色んな色があって、色んな木を使っているのかと思いきや、使われる木の種類は結構固定されている事を初めて知りました。

僕らがよく見る家具で使われている主な木材はミズナラやブナ、クルミなどです。これらの木は強度が高くて傷つきにくいので歩留まりが高く、よく好んで使われるそうです。その一方で例えば杉の木は柔らかく、節が多いから強度と耐性が低いので避けられるそうです。

ある特定の木がよく使われ、特定の木が避けられた結果、森には放置された整備されていない杉の木が増えてしまいました。

AXIS 8月号ではそれらの杉の木をどうにか使って家具を作ろうという取り組みがありました。僕はこういう取り組みを見ると、「あーこうして僕らの見えない所で今日もなんらかの使命感を持って問題解決をしてる人がいるんだなー」って刺激を受けます。

この記事を読んだ後に一般の家具に使われる木材が気になったので、無印良品の HP を見てみました。そしたら記事の通り、使われていた木材はブナとクルミがメインでした。別に無印良品を悪者にしたい訳ではなく、安くていい家具を作るには歩留まりがいい木材を使うというだけのお話です。

*オーク材:ブナ、ウォールナット材:クルミ

もし今度木材の家具を見る機会があったら木材に注目してみてください。きっと、ブナかミズナラかクルミです。

規格外野菜を使った取り組みと APPLEMINT LAB

三島で規格外の野菜を消費者に売る取り組みが始まったようです。仕組みは簡単で、購入者はまずカゴを1000円で買います。その後毎回500円でこのカゴに野菜を詰め放題という仕組みです。

すごいシンプルでわかりやすいなと思いました。僕も前から廃棄野菜を売りたいなーなんて思っていたので、今年中に applemint lab の活動として、この企画を丸々パクってしまおうと思っています。

恐らく集客に一番苦戦すると思いますが、知恵を絞って集客が出来れば廃棄野菜を減らして農家に収入源を与えられると思っています。ちなみに サルベジーでは最初にカゴを売りますが applemint lab ではまずトートバッグを売ります。トートバッグのデザインは applemint lab のメンバーにお願いして、applemint lab 内でお金が循環するような仕組みを考えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?最後に今回の話を簡単にまとめますね。

  1. NIO という自動車メーカーは自動車を売る事よりも自動車を購入した後にオーナー同士の交流や出会い (コミュニティー)を売っている。購入者同士の横の繋がりを強化する施策がうまい
  2. 廃棄されるバラや木材、野菜を使ったビジネスが割と立ち上がっている。一昔前はコスト高で断念せざるを得なかったような廃棄ビジネスのハードルが下がっている!?

ちなみに少し余談になりますが、よく環境保護や道徳心に訴えるような広告って見かけませんか?この商品を買ったらそのうちのいくらが寄付されますとかそういうメッセージです。実は研究結果で「環境保護」や「道徳」を前面に出した広告訴求はあまり効果がない事がわかっています。

人って道徳心で何か物を買うほどお人好しじゃないみたいです….なので、「売る事」を目的に環境保護に力を入れると恐らく疲れてしまいます。

僕は applemint lab の廃棄野菜のビジネスを実験するにあたって、一番意識しているのはお客さんがどれだけコスパがいいと思ってもらえるかです。なのでトートバッグもデカめの頑丈な物を発注し、普段から使えるほか、お客さんがなるべく野菜を取れる形にします。

以上 applemint 代表佐藤からでした!