applemint 代表佐藤の月間インプット(2021年7月前編)時間術と話題のNFTについて

こんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。

今月も月間インプットの時間がやってまいりました。このコーナーでは僕が前の月にどんなインプットをしたのかサクッとまとめて読者にお伝えしています。

このインプットブログは僕が前月に数時間かけて行ったインプットを5分程度読んで、自分でインプット出来てしまうなんともお得なブログです。

あれ、でも今月は「前編」って書いてある…と思った人!そうなんです!なんとこのインプットブログを紹介するメルマガの開封率が70-80%超えてて、めちゃくちゃ好評なんです!という事で今後は月に2回に分けて出します!

今回は神時間術から学ぶ時間の使い方と最近バズっている 「NFT」や「イーサリアム」についてお話をします!

それではどうぞ

神・時間術

『神・時間術』っていう本があります。ものすごく簡単にまとめると、人は集中力を伸ばすことは中々出来ないけれど、限られた時間を効率よく使う事は出来るよねって本です。

脳科学を基に様々な時間の使い方をアドバイスしてくれる本です。今回のブログでは本の中に出てきた時間の有効活用術をいくつかご紹介したいと思います。

また、applemint が会社として取り組んでいる時間術についてもお話しします。

朝のゴールデンタイムの使い方

この本いわく、朝起きてから3時間は頭がスッキリしていてとても効率のいい時間帯だそうです。ゴールデンタイムと呼ばれるそうです。この時の時間の使い方としていいのは執筆や論理的な思考を要するタスクです。

僕のゴールデンタイムの時間の使い方は、主にブログ執筆とクリエイティブの企画、そのほか頭を最も使う仕事に費やしています。そして、ここが一番大事なんですけど、僕は必ずと言っていいほど会議を朝に入れません。

その理由はもちろん効率です。脳の集中力が下がるのが昼食後で、僕は昼食後に会議や動画撮影、クリエイティブの作成、メール返信などを行います。僕らはこの朝の時間の使い方を実は会社単位で徹底していて、朝は『集中タイム』という時間を設けて11時まで社内のメッセージを禁止しています。詳細は次の章で話します。

集中力が切れてから戻るのに15分かかる

人間って一度集中力が切れると元に戻るまで15分かかるらしいんですね。集中力が途切れる行為は例えば、LINEの通知やメールの通知、如何なるノイズを指します。残念ながら僕らは意識してノイズを遮断しないと、常に何らかの通知に悩まされます。

しかし、集中して作業をしている時に毎度LINE の通知が来て、その度に15分間集中が途切れるのはあまりに痛いと思いませんか?僕らは知らず知らずの内に朝からガンガンメッセージを送りあって互いの生産性や効率を下げていました。特にリモートワークになってからは直接話す機会が減った事も影響して、その傾向は強くなっていました。

そこで僕は会社のメンバーに対して、緊急時を除いて朝の11時までは Slack や LINE のメッセージをする事を禁止しました。これには社外へのメールも含まれます。これを見て、「朝にすぐに顧客にメールを返さないのは失礼だ」と思う人もいるかもしれませんが、僕はメールが9時に届こうと11~12時に届こうとあまり差はないと思っています。

僕はメールはまとめて返信した方が効率が10倍ぐらいいいと思っているので、午後に2時間おきぐらいにまとめて返信しています。

会社が社員に効率や生産性を求めておきながら、社員に効率よく働ける環境を提供しないのは理屈が通らないので、applemint ではルール化しました。

また、僕はスタッフの生産性を上げたかったので、時間術に関するトレーニングを実施し時間術を使っているかどうかを人事評価に反映しています。

イーサリアム、NFT、FTやら

イーサリアムって聞いた事ありますか?聞いたことある人は真っ先に仮想通貨を想起すると思います。イーサリアムっていうのは実はブロックチェーンを活用したプログラムなんですね。

イーサリアムのプログラムを使った仮想通貨の事をイーサと呼びます。ブロックチェーンの説明をしていたらとてもこのブログで収まらないので省略しますが、ブロックチェーンの技術を用いて本当に色々なことが出来るようになってきました。

ブロックチェーンの特徴の一つに分散して記録を管理するというものがあります。例えば銀行口座って銀行がお金の行方を管理していますよね?ブロックチェーンを使うと、例えばお金(仮想通貨)を管理するのはどこか一つの企業ではなく、仮想通貨を管理する人たち全員になります(めちゃくちゃ省略してますがご了承ください)

ブロックチェーンの技術を使うと、色んなデータの管理をみんなが行うので、一人が改ざんや偽装をしても他のみんなにすぐバレるため安全と言われています。

では、もう少し踏み込んで具体的にブロックチェーンをどのように応用できるかお話をしたいと思います。例えば、不動産です。仮に僕が今台北にマンションを所有していたとします。

僕がその不動産を所有しているのを証明する術は契約書しかないと思います。では、その契約書が偽造された時どうするか?僕は偽造された契約書が偽造されている事を証明し、僕の契約書が本物である事を証明する必要があります。

なんかすごく面倒そうですね….

もしも不動産の所有権をデータ化してブロックチェーンの技術を応用すれば、この手間が省けます。ブロックチェーンの技術を使えば、不動産の所有権の記録を分散して管理するので、誰かが不動産のデータを偽造してもすぐにバレるのです。

不動産は残念ながら法律が技術に追いついておらず、所有は行政の承認などがいるため、仮に僕が不動産を持っていたとしても所有権をデータ化してブロックチェーンの技術を使うことはできません。これは今後法律が技術に追いついてくると思います。

しかし、このブロックチェーンの技術を応用して盛り上がっているものがあります。NFTってやつですね。NFT って調べると、アート作品やデジタル画像が数億円で売れたというニュースがわんさか出てきます。

NFT は (non-fungible token) の略で、別に NFT = デジタル化したアート作品ではないのでご注意を。

なんでデジタル画像が何百万円で売れるんだよ!って思う人は多いと思います。それはデジタルな画像に価値がないと思っているからです。なぜそう思うかと言うと、デジタル画像が大量にコピーできるからです。

デジタル化の一番の問題って偽造です。みなさんネット上でイメージ画像とかめちゃくちゃ使い回しますよね?無料画像サイトにある画像なんて色んな所で大量に使われていますよね?このように偽造/コピーできるデータには通常価値があまりありません。

ここにブロックチェーンの技術を用いたのが NFT です。例えば何かのイメージ画像を作って、そこにブロックチェーンの技術を用いれば、コピーや偽造をされてもすぐに記録され、パクった人やパクったデータがどれかバレます。ブロックチェーンの技術を使えばデジタル画像やデジタルデータにそれが唯一無二のデータである事を証明出来るのです。

ではどうやってブロックチェーンの技術を用いるかというと、イーサリアムというブロックチェーンのプログラムを使って出来ます。ブロックチェーンは色んな意味で今後も目が離せない技術です。

極端な話、偽造問題に悩むアダルトビデオや音楽などブロックチェーンを使って管理し、コピーした人に手数料を払わせる仕組みが一般化したら、ポルノ動画を堂々とアップしている会社やそれを見る人たちの生活が一変するでしょう(笑)

現在こういったブロックチェーンは使う手間やコストが高く、法律が追いついていませんが、10年後はどうなっているでしょうか…

まとめ

最後にまとめますね。

6月のインプットのまとめ

・集中力を伸ばすことは難しいから、限られた時間を有効に使う事を意識しよう
・朝はゴールデンタイム
・集中力は一度切れると戻るのに15分かかる
・イーサリアムっていうブロックチェーンの技術を用いるプログラムがすごいらしい(笑)
・ブロックチェーンを用いればデジタルデータを唯一無二のデータに出来る