自分の6年前の姿をトレースする日々

僕のビジネスパートナーは、僕より6歳年下だ。
今これを書いている時点で僕は38歳なので、彼は32歳ということになる。
彼との出会いは、台湾現地の日系企業に勤めていた頃に遡る。
一緒に働いた期間は1年だったが、起業を決意したとき、迷わず彼に声をかけた。当時、彼は24〜25歳だった。
今振り返ると、よく承諾してくれたなと思う。彼は台湾で最も有名な台湾大学を卒業しているし、僕が起業の話を持ちかけた時点では、確かASU◯から内定をもらっていた。
もし僕が起業の話を持ちかけた相手が彼ではなくごく一般的な日本人だったら、99%の人はASU◯を選んでいたと思う😅
あ、一般的な台湾人でも、きっとASUSを選んでたか...😅
ちなみに、僕は彼以外に声をかけていない。
一緒に働いていた当時、彼は僕の指示によく耳を傾けてくれたし、とても謙虚だった。
何より印象的だったのは、お金にがめつくなかった。
台湾人としては、少し珍しいタイプだと思っている。
地頭がいいのは間違いないが、能力そのものよりも、彼の性格やお金に対する姿勢が、僕が声をかける決め手になった。
お金目的で起業するなと言いたいわけではない。単純に、僕自身が昔から「金、金」と言うタイプの人とビジネスをしても合わないだけだ。
僕はお金儲けが目的になると、ある程度稼いだところで性格的に満足してしまい、やる気をなくしてしまうからだ。
大学院時代から今に至るまで、本当に多くのビジネスの誘いを受けてきた。
「Hey Leo!一緒に〇〇やろうぜ。めっちゃ儲かると思う」
そんな話を聞いたとき、面白そうだと思えば手を出すし、面白くなさそうなら、いくら儲かる話でも動かない。
残念ながら、儲かる話の99%は個人的につまらないと思うケースが多い...😅
気がつけば、彼とはもう8年近く一緒にビジネスをしている。
僕と彼は性格がまったく違うが、彼を見ていると、ふとした瞬間に6年前の自分の姿を重ねてしまう。
話を聞いて欲しいなら自分の力で証明するしかない

彼とのビジネスのスタートは、想像していた通りスムーズだった。
あ、経営面ではなく、仕事のやりやすさという意味だ😅
前職時代、僕は彼より上の立場にあり、彼は新卒として僕の下で働いていた。
当時は、基本的に僕の意見を尊重してくれていたし、正直とてもやりやすかった。
起業後もしばらくは前職時代と同じような関係性で、僕がリーダーシップを取り、彼がそれに従うという形で物事が進んでいった。
これはまさしく僕にとって理想的なスタートだった。
ただし、人は「先輩だから」とか「CEOだから」って肩書だけで、いつまでも話を聞いてくれるほど単純じゃない。
起業から3〜4か月が経ち、新規顧客は増えず、思うような結果も出ないまま銀行残高だけが減っていき、会社の状況が徐々に厳しくなり始めると、彼は僕に対して意見を述べ、反抗するようになった。