台湾人が知らない日系企業の台湾進出事情
こんにちは、applemint 代表の佐藤です😎
先日台湾の某研究所の方と台湾企業が台湾から東南アジア及び日本へデジタル分野で進出するにはどうすればいいか?議論する機会がありました。
東南アジアに関しては僕は専門外なので、ディスカッションでは基本的に台湾企業の日本進出のお話だけをしたわけですが、台湾の海外進出の可能性を探る話の過程で、逆に日系企業の台湾進出についての質問がよく来ました。
それらの質問の中には台湾にいる日系企業の人だったら結構知っている情報もあり、「台湾人と在台日本人のミクロな交流は思ったより進んでいないなー」という印象を受けました。恐らく言語が障害になっているかと思います。
今日はそんな某研究所の人から聞かれた質問内容やその質問に対する僕の回答を一部お話ししたいと思います。ちなみにこのインタビューはきちんと謝礼が出たのでかなり有料級の情報かと思います😂
日本人の読者の方は「あ、そういう事情なんだ!」「えっ台湾の人って〇〇知らないんだ」と思うでしょう。台湾人の読者の方は「なるほど!そういう事か!」という発見があると思います。
わざと台湾でヒット商品を売らない日本企業
日本の商品のクオリティが高いのは皆さん知っての通りかと思います。台湾に住んでいる日本人は日本に戻る度に日本の商品の質に感動し、多くの人は「これ台湾で売ったら絶対流行る!」と一度は考えた事はあるでしょう。
台湾人も同じ事を考えたりします😂 しかし、「言うは易く行うは難し」というように多くの人は輸出入のハードルの高さからよく諦めます。しかし日本企業の中には輸出入は難しくないけどわざと日本のヒット商品を台湾で売らない選択をする企業がいます。
その理由はヒット商品のレシピ(中身)をバラしたくないためです。