台湾の常識は日本の常識じゃないよねーと改めて思った話

みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。

今日は、台湾に住んで10年になる僕が、すっかり台湾の文化に馴染み、当たり前だと思っていたことが実は日本の常識とは違っていた、という話をします。

興味深いのは、「常識」とされていることが、実は人によって全く異なり、そこに多くの気づきがあるという点です。

最近、あるお客様とのやり取りを通じて、台湾では当然とされているがゆえに、共有を忘れてしまい反省した出来事がありました。

台湾に住んだことがある人なら「あるある!」と思うかもしれませんが、日本にいる方には意外に感じるかもしれません。今日は、そんな実際に起こったエピソードをご紹介します!

いやー染まるって怖いですね...🙂

電話確認が必須な台湾

台湾では、レストランやお店が予約前日に必ずと言っていいほど予約者に電話をします。日本ではどうですかね?せいぜいメールでの確認が一般的で、電話までかけるお店はあまり多くないのでは?

では、なぜ台湾では電話確認が当たり前なのでしょうか?

その理由は、ドタキャン文化にあります。
日本では、予約をしたのに何の連絡もなく当日来ないのは「失礼」とされますが、台湾では頻発します。ヒョエー😆

そこで、お店側は事前に電話をかけ、来店の意思を確認することでドタキャンを防いでいるのです。実際に、電話確認をするとドタキャン率が減ると言われています。

心理学的にも、「〇〇店に行きます」と言葉にすると、人は発言と行動の一貫性を保とうとするため、実際に行動に移しやすくなるので、この防止策は合理的です。

台湾に長く住んでいる人にとっては、これは当たり前の常識です。しかし、その"当たり前"がゆえに、僕はこの重要なことをお客様に伝え忘れてしまいました...

先日、あるお客様の集客をお手伝いした際、予約制のイベントを実施しました。
事前にそれなりの数の予約が入り、順調に進んでいるように思えました。ところが、当日になって予約者の多くが来なかったのです...

お客様と話し合った結果、電話でのフォローが足りなかったことが原因ではないか、という結論に至りました。

言われてみると、僕たちはお客様に対して「予約者に電話で確認の連絡をしてください」と伝えていませんでした。
台湾のお客様とお仕事をするときは、こんな当たり前のことはわざわざ僕らからお客様に言いません。

しかし今回相手は日本のお客様でした...自分の中では当たり前のことだったため、説明するのをすっかり忘れていたのです。

この経験を通じて、自分が常識と思っていることって、相手にとってはそうじゃないよねーっと改めて気づき、深く反省しました。

台湾の衛生局の観点

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