【2024年版】台湾でショート動画を2週間毎日投稿した結果

みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。

今日は台湾でショート動画を2週間毎日投稿した結果どうなったか?というテーマでお話をしたいと思います。

今日のブログはメンバーの方以外にも特別に公開できればと思います😲

ちなみに、YouTube で登録者を増やしたければ、一番手っ取り早い方法は毎日投稿する事です。以前あるイベントで某企業の経営者とお会いした際、彼のYouTube チャンネルは登録者が1万6千人いたのですが、彼曰く半年ぐらい毎日投稿した結果いつの間にか登録者が1万人を超えたそうです。

今回僕はショート動画を YouTube に2週間毎日アップしたのですが、同じような事が起きました。

このブログでは、そうした YouTube 投稿の裏側を共有できればなーと思っています。

あ、収入は何もありませんよ〜😂

まずは結果発表

まずは結果から発表しましょう。8/16日現在、過去28日間で増えたYouTubeの登録者数は、213人です。YouTube の登録者は気づいたら900人を超えました👏👏
プチインフルエンサーな気分です😉

また、僕の動画は2週間で合計 178K回視聴され、998.3時間視聴されました👏 (現在も増えています)

これって結構恐ろしくないですか?僕は動画を通じて、YouTube 上のユーザーの998時間を奪ったとも捉えられます。

例えば今回と同じ事を広告でしようとした場合、視聴回数を表示回数に置き換えると、広告は 178K回表示された事になります。

先ほど ChatGPT 先生に Facebook で動画広告を178K回露出した場合の平均費用を教えてもらったら、なんと 1,740USD (約26万円)でした😲😲
YouTube で広告を配信しても同じような金額になるのではないでしょうか?

ちなみに僕がアップした動画の中でヒットした動画の多くは平均視聴率が高く、動画が半分に差し掛かってもリテンション率(動画を続けて見ている比率)は60%ぐらいありました。

それに対して、動画広告は多くの人がガンガンスキップしているでしょう。仮にここでは広告っぽい動画が出たらユーザーは最初の2秒でスキップすると仮定します。その場合ユーザーに広告を見てもらえる時間は、178K x 2秒 /60秒/60分 = 98時間です。これは僕の998時間と比べると 1/10です。

何が言いたいかと言うと、ザ・広告動画に制作費をかけて、更に広告費を26万円出しても全然見られない可能性が高いなら、頭使って見られる動画を作った方が良さそうという事です。

今回のショート動画で試したかった事

僕は2019年に自分自身の YouTube を立ち上げ、一般人ながらも2024年8月16日現在登録者は6,700人いますし、ショート動画は2022年からSNSにアップを始めて実験を始めました。

leo

日本語の YouTubeの登録者は6,700人いるので、僕も一応 KOC ですね😅

それこそ2022年当時は、どれだけ動画を上げても視聴回数は数百回程度で、ほとんど反応がありませんでした。しかし、その後さまざまな工夫を重ねた結果、今では安定して視聴回数が千回を超えるようになりました。

今回の実験を通じて、僕は次の3つのことを検証しようと思いました:

  1. どんな動画が視聴されるのか?
  2. どんなユーザーがどの動画を視聴するのか?
  3. 毎日ショート動画を投稿しても登録者は増えるのか?

ちなみに、以前の実験から、僕の強みを活かした日台関連の動画が視聴される傾向にあることは理解しています。

また、以前YouTubeの登録者が増えた経緯として、長尺の長方形動画を毎日アップしていたケースがありましたが、今回僕はショート動画を毎日投稿してみました。

その結果は前章でもお伝えしたとおりで、本当に登録者が増えました。

大事なのはちゃんと企画して高速で制作・アップする事

今回の実験を通じて分かったことは、何よりも「量」が重要だということです。正確に言えば、継続性が鍵となります。適当に大量の動画をアップロードしても、多くの場合、視聴回数は数百回程度で終わってしまいます。

2年前の僕たちもそうでした。どれだけ動画をアップしても、視聴回数は数百回に留まり、誰にも見られない状況が続いていました。しかし、現在ではノウハウが蓄積され、企画力も向上したことで、高い確率でヒットを生み出せるようになりました。

そのため、しっかりとした計画性を持ち、ヒットの再現性を期待できる人や企業が企画を担当することが重要です。そうでなければ、時間とお金を無駄にしてしまう可能性があります。

また、多くの企業が躊躇するのが、「量」を確保することです。ショート動画の制作をエージェンシーに依頼するとかなりの費用がかかりますし、内製化しても社内スタッフに大きな負担がかかります。

applemint はショート動画のノウハウを持っていますが、大量の企画や制作に対応するリソースが不足していました。しかし、現在は信頼できる外部スタッフと連携することで、低コストで質の高いショート動画を大量に制作できる体制を整えることができました。

おそらく、台湾で私たちと同じことを他のエージェンシーが行おうとすると、平気で1.5倍から2倍の費用がかかるでしょう。

登録者 = ファンではない

最後に、今回のショート動画を通じて感じたことをお伝えし、このブログを締めたいと思います。

ショート動画には非常に中毒性があります。

ショート動画の制作パターンがある程度わかってくると、登録者が増えることが嬉しくなり、承認欲求を満たすためにどんどんショート動画を作りたくなります。しかし、ショート動画を通じて登録者が増えたとしても、大部分の登録者はおそらく真のファンではないということが分かりました。

例えば、毎日動画を投稿している中で、あるユーザーさんが毎回コメントをくれましたが、それは登録者700〜800人中のたった1人だけでした。これは僕の個人的な見解ですが、ショート動画だけを通じてファンを構築するのは難しいと思います。

アイドルや芸能人にしても、多くのファンは、長尺のコンテンツを通じてその人を好きになり、ファンになっています。僕自身もXGのミュージックビデオやテレビ出演時の動画を見て、彼女たちを好きになりました。

数十秒の動画だけで誰かを好きになることはありません。

今回、自社の実験の一環としてショート動画をたくさんアップしましたが、もし企業がショート動画を制作するなら、必ず同時に横長の動画(長尺コンテンツ)も併せて取り組むべきだと思いました。

以上、applemint代表の佐藤からでした!