台湾進出企業のPL 脳からの脱却
みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。
今日は 『PL 脳からの脱却』というテーマでお話をしたいと思います。 PL 脳とは短期的な利益を追い求める人の事を指します。
ちなみに PL とは profit and loss の事で、会社がどれだけ利益が出ていて、どれだけ損害が発生しているかの指標です。主に「売上 - 仕入れ - 人件費 =営業利益」みたいな指標を指します。
一度でも会社の財務諸表を見た人ならわかりますが、とてもわかりやすい数字です。わかりやすすぎて、多くの人は PL の沼にかかります。
PL を見ると、ある月が黒字なのか赤字なのか一目でわかります。そうすると財務の勉強をしていない人でも、「おい!〇月は赤字じゃないか!どうなってるんだ!」みたいな事を言えます。
これの何が危ないかと言うと、短期的な視点に陥りやすいと言う事です。例えば台湾に進出して間もない会社がいきなり黒字かと言うと、そんな事はほとんどありません。
しかし本社の方々の8-9割は PL 脳なので、結果を急ぐんですね。そうすると皆短期的な視点でビジネスを考え、その場しのぎの施策ばかりします。
その一方で PL 脳でない方々は最初はちょっと苦しむかもしれませんが、その後軌道に乗る場合が多いです。
今日はどういう人は PL 脳で、どういう人は PL 脳ではないか、というお話と、PL 脳ではない人から学べる事をお話ししたいと思います。