【「欲しい!」は“比較”から生まれる】台湾人向けのサービスの鍵は”比較”って話

みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。
今日は、人がサービスや物を欲しがる理由を考えたうえで、自分の強みを理解すれば、自然と「どんなサービスを提供すればいいか」が見えてくるんじゃないか?という話をしたいと思います。
結論から言うと、人って「自分が何かを欲しいから」サービスや物を買うケースは、実は少数だよねって話です。
むしろ多くの場合、何かと何かを比較することでしか、「欲しいもの」がわからないよねーって思っています。
例えば、僕は7月に新潟の燕三条へ行きました。
燕三条といえば金属加工で有名な地域ですが、そこで「Stock Busters」という金属加工品のアウトレットに立ち寄ったとき、思わず次のアイスクリームスプーンを買ってしまいました。

個人的には、色もそうなんですが、金属ならではの独特な質感がすごく好きです。
あ、たしか1つ600円くらいだったと思います👍👍
「かわいいから買った」というのも、もちろんあるんですけど、実はちょうど今、食器類を買い替えている最中なんです。そんなタイミングで、金属加工品のアウトレットに来たものだから、かなりテンションが上がりましたね⤴️⤴️
じゃあ、そもそもなんで僕は食器に興味を持つようになったのか?というと、やっぱり根っこには「比較」の影響が大きいと思うんです。
『欲望の見つけ方』という本があります。
この本では、フランスの思想家ルネ・ジラールが提唱した「模倣理論」について書かれています。
ざっくり内容を話すと、人は、他者を真似たいという欲求によって、物を欲しくなるって感じで書かれています😅😅
この理論をもとに、自分自身の食器への欲求を振り返ってみると....
僕が毎月読んでいる Casa BRUTUS では、いろんな人のおしゃれなインテリアや食器が紹介されていて、それを見ているうちに「自分もこういうのが欲しいな」と感じるようになってそれが購入に繋がった気がします。
今日は、そんなふうに「人のニーズは比較によって生まれる」という話と、それを出発点にした僕からの提言ができればなーと思います。
台湾人が日本に来る理由と自治体のお金の使い方を考える

台湾人が日本に来る理由って、何なんでしょうか?🤨
食事が美味しい、大自然がある、円安で距離も近いとか、そういった理由はいくつもあると思います。
でも、結局のところ、一番大きな理由は「比較」なんじゃないかという気がしています。