ブランドイメージとアテンションの問題

みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。

今日は表題の通り、ブランドのイメージ問題とアテンションについてお話をしたいと思います。

アテンションとは人々の "注目"と考えて頂ければと思います。昨今のビジネスで重要と言われているのは注目です。

これだけ情報が溢れている時代なので、人々は自然と情報のフィルタリングが得意となってきており、その結果自分にとって無駄と考えた情報を即座にシャットアウトするようになってきています。

広告も当然ながら多くの人にとっては、"邪魔"なものと判断され、その判断スピードはどんどん上がっています。

そんな時代にデジタル広告をした場合、よほどのタイミングがいい広告でない限り、消費者を購入まで導くのは困難になっています。それにも関わらず、広告からコンバージョン(企業が達成したいゴール)に結びつくのは、GAFA がすごいからです...

先日、書道家の方と対談動画を作った際に泡盛の話で少し盛り上がったのですが、その後僕のインスタで泡盛のワークショップの広告が出たのは恐らく偶然じゃありません。

GAFA のレベルになると僕が何時何分に何を欲しがっていて、毎週どこへ行くのか調べることなんて造作ないでしょう。ただし広告はどこまで行っても結局広告です。

では企業はどうすれば広告以外に興味/関心を持ってもらえるのか?どうすれば人々に注目してもらえるのか?

近年んは"動画"が鍵を握っていると言われますが、現在は動画も溢れている時代なので、動画を使ってアテンションを獲得するのも一苦労です...

今日はそんな動画を使ったマーケティングで実際にあった悩ましい事例をご紹介します。

某クライアントからの懸念

台湾に進出した日系企業とお仕事をして思うのは、とにかくリスクを嫌がることです。日系企業の多くは、何かリスクがあればそのリスクを消す事に奔走します。

これにはメリット・デメリットがあります。メリットは大きな事故が中々起きないこと。デメリットは大きく勝てない事です。動画に関していうと、リスクを恐れて作ると、バズりません。

ショート動画を実験しまくてわかった事がありますが、バズる動画は全て共通してツッコまれる余白があります。例えば最近だと「日本人が理解できない台湾人の習慣:お冷編」という僕のショート動画は35万回再生されバズりましたが、結構ツッコミどころ満載です😅

その影響もあってか、コメントの一部は荒れました。

"これは東洋医学だ!日本人には理解出来ない!"とか、、"小日本"とコメントしている人もいました。小日本なんて久々に聞きましたよ...😅

ただ、幸いなことに僕の動画を批判する人は一部いたものの、多くの人は概ね理解を示してくれました(97.8%イイね!)以下写真参考:

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