【2025年の傾向と対策】AIエージェントとSNS との向き合い方
みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。
今日は、2025年におそらく登場すると思われるサービスや傾向をもとに、これから僕らが意識しなければならないことについてお話ししたいと思います(まー僕目線ですけど😅)
先日、宿泊先のホテルで読んだクーリエ・ジャポンに、『サピエンス全史』で有名なユヴァル・ノア・ハラリ氏のAIに関する連載が載っていて、ちょうどAI や今後についての事が書かれてたんですね。
それで読んでみたら結構面白かったので、6回の連載コラムを僕なりに解釈して、2025年の傾向について探っていきます。
なるべく皆さんに関連するように、周りで起きている出来事を参考にしながらお話ししていきたいと思います。
AI エージェントと広告の関係性
2025年は「AIエージェント元年」と言われています。AIエージェントとは、僕らの代わりにいろいろなことをしてくれるAIのことを指します。
例えば、僕は2月に東京へ出張に行きますが、フライトやホテルの手配はすべて自分で行いました。これが今後はAIエージェントが自動でやってくれる、ということです。
他には、例えばメールでお客さんに「1月5日13:00からオンライン会議をお願いします!」と書いたら、AIエージェントが自動でGoogleカレンダーにスケジュールを入れてくれる、みたいなそんなサービスです。
今も似たようなサービスはあるらしいのですが、精度があまり良くないみたいです。それが2025年にはいよいよ高性能なAIエージェントが登場するとの噂をよく耳にします。
僕の予想では、恐らくGoogleの「Gemini」がこの分野を本気で狙っていると思います。AIエージェントは、GoogleカレンダーやGmailとの親和性が高いですからね。一方で、世界中に多くのユーザーを抱える Windows (Microsoft) の「Copilot」との競争も激化するのではないかと思います。
AIエージェントの第一段階は、僕らの指示を受けて雑務を代行してくれる存在ですが、第二段階では、過去の僕らの傾向を学習し、AIエージェントが主体的に提案やリマインドをしてくれるようになると言われています。
いやーなんだかAI に生活を操られている感覚もしなくはないですね😅
AIエージェントの登場により、秘書のポジションは必要なくなるかもしれませんが、秘書の中には話の聞き役やカウンセラー的な役割を担う方もいるので、そういったニーズは残ると思います。
では、AIエージェントが普及したらデジタル広告はどうなるのでしょうか?なぜならホテルなど僕らが "検索" をせずに、AIエージェントが自分で選んできたら、広告をする余地がないからです。
先日X で見た投稿で、面白いなーと思ったのが、「今後のデジタル広告は、いかにしてAIに選んでもらうか」というものです。
👉すいません!引用しようと思いましたが、投稿が見当たらず...
つまり、デジタル広告のターゲットがユーザーではなく、AIエージェントになる可能性があるということです。
今後僕らがデジタル広告を出す場合の対象は人間ではなく、AI って事です。なんだか本当にすごい世の中になりそうですね。
そして、もう1つの課題はSNS上のコンテンツです。これについては次の章で詳しく話します。
AIエージェントは非常に賢いので、これまでマーケターが消費者を下手に誘惑してきたキャッチフレーズや、やらせレビューなどをすぐに見抜くでしょう。また、AIエージェントはユーザーの好みを正確に理解し、その人に最適な商品やサービスを提案するようになると思います。
AIエージェントに選ばれるために必要なことは、客観性のある発信を心がけることや、商品やサービスをよりニッチな方向にシフトさせることではないかと僕は考えています。
一方で、SNS広告は、AIがユーザーに対して最適なコンテンツ(ユーザーが興味を持つコンテンツ)を見せるようになる結果、人々の分断はより加速すると思っています。