構造理解から始まる台湾市場攻略

みなさん、こんにちは。applemint代表の佐藤です。

今日は「台湾市場に進出する際は、市場の構造を理解した上で進出したほうがいいよねー」という、ある意味当たり前の話をしたいと思います👊👊

結局どこの市場もその市場に最適な形に収まっていくという話なんですけど、これが何年経っても中々外部の人に理解されないんですよね...😅

例えば以下のブログでは、アメリカ市場ではなぜ単一のブランドの商品ばかりが店頭に並ぶか書かれてあって、一言で言うとその理由は市場最適化のためです:

アメリカでは商品の選択肢が無い:アメリカを例に見る資本主義による寡占化の弊害に関する経済社会学的考察

逆を言えば市場に最適な形でなければ、他の国でどんなに流行っていても違う国で流行るのは難しいと言えます。

ちょうど僕の知り合い(お客さん)が、最近東南アジアで流行っているマーケティング施策を提案されたのですが、その提案がどうも台湾市場に最適じゃないみたいなんですね...

別に僕のこのブログでその広告代理店をディスるつもりはないのですが、この広告代理店はどうやら東南アジアではイケイケなものの、台湾の事情は理解しておらず、理解しないまま提案をしたら、台湾に長い代表者が聞いて呆れたって話です。

一見当たり前に聞こえるんですけど、こうした事例って結構あるんですよね...

今日は、最近耳にしたそうした事例をご紹介したいと思います。

ライブ配信というトレンドと台湾市場

ライブ配信がオンライン販売に有効という話は、数年前からちょくちょく耳にします。

先日、別のブログでご紹介したフィリピンの事例では、ライバーが高級ブランド品を販売し、それによってフィリピンに進出した質屋さんがイケイケになった話をしました。

同じような現象はベトナムでも見られるようで、ベトナムのライブ配信市場もかなり活発だそうです。

では台湾はどうかというと、僕の印象ではアダルトなライブ配信を除けば、それほど盛り上がっているようには思えません😅

もちろん台湾でも、ライブ配信をうまく活用してメタのプラットフォームで成果を上げている会社の話は聞きますが、それはあくまで一部に限られている印象です。

実際、台湾でインフルエンサーに依頼をすると、まず提案されるのはリール動画&フィード投稿&ストーリー投稿という感じで、ライブ配信が選択肢に含まれることはあまりありません....

それはあまり効果がないと思われているからです...

台湾の限られた選択肢(市場構造)

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