【売り方を知らない人が売る悲劇】リソース分配の重要性
みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。
今日は、売り方を知らない人は、売り方を知っている人と組んだ方が絶対にコスパがいいというお話をします。
もっと厳密に言うと、消費者とのコミュニケーションを知らない人が、片手間で消費者とコミュニケーションするぐらいなら、コミュニケーションのプロに費用をかけてお願いした方がいいのでは?って話です。
商品やサービスを販売する上で、コミュニケーションはとても大事なのですが、そこにコストをかけようと思う人はびっくりするほど少ないのが現状です。しかしそこに費用をかけるとそれなりに効果はあると思っています。
先日静岡県の三島に行った際に、コミュニケーションのプロと農家が組んだ、とてもいい事例を見たので、今日はそのお話が出来ればと思います!
三島へ行ってきました
2024年の2月3日に、僕は三島に行ってきました。
目的はサルベジーというはじかれ野菜を販売していた方にお会いするためです。農業は収穫の過程でたくさんの野菜が廃棄されるのですが、それを再販しようと考えたのがサルベジーです。
三島で野菜リサイクル「サルベジー」企画 「はじかれ野菜」活用し、買い物かごで詰め放題
現在彼らは、はじかれ野菜販売から少しピボットして、はじかれ野菜を使った加工品を売ったりしてますが、僕が台湾で規格外野菜を販売しようと思った時に参考にしたのが彼らの活動でした。
彼らはその当時バスケットを販売し、そのバスケットにはじかれ野菜(規格外の野菜) を詰め放題できるというモデルではじかれ野菜を売っていました。
僕らの活動はバスケットをエコバッグに変えただけで、やった事は同じです。僕が最後にこのイベントをしたのは2年前ですが、当日は思ったよりも人が来てびっくりしました。
ただ、以前のブログにも書いたように、場所代が重くのしかかり、とてもじゃないですが、儲けられるようなビジネスではありませんでした。
ブログを読んでない方のために説明をすると、まず野菜を詰めたタンボール二箱分を冷蔵保管するのに、1,000NTD ぐらいして、その野菜を運ぶタクシー代が300NTD して、場所代が5,000NTD したので、この時点でコストは6,500NTD ぐらいです。
当日はlab のメンバーにボランティアとして手伝って頂けましたが、ここに人件費もかかっていたら、コストは10,000NTD は軽く行ったでしょう。