【台湾の次はどこ?】次の市場を探す旅(中東編)
みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。
今日は台湾のネタは少し置いておいて、台湾以外の国に目を向けてお話をしたいと思います。
と言うのも、先週京都から京都の工芸品を海外に販売するお手伝いをしている方が台湾に来て、その方が世界を飛び回っているのですが、お話をしていると中東やヨーロッパにおける日本の商品の反応のお話がとても面白かったので、今回このブログを書いてます。
彼は先月はフランスにいたらしく、そのちょっと前はサウジアラビアにいて、その前はイングランドにいたり、本当に色々な国に飛び回ってます。
国が違えば当然売れる物や、商品に対する反応は変わってくるのですが、そんな現地の生の声を聞いていると、改めて実際に目で見て実感する事の大切さを感じます。
先日、日本のどこかの議員が海外へ出張するのにビジネスクラスを利用し、民衆からは「そもそも海外視察必要!?」みたいな声が上がってましたが、こういう声を出す人は大抵パスポートすら持ってない人である可能性が高いのでそこまで気にしなくていいと思います😅
何はともあれ、今日はそんなサウジアラビアやフランスで京都の工芸品がどうだったか?というお話についてお話しいたします。
サウジアラビアのポテンシャル
サウジアラビアといえば以前はとても閉ざされた国で、入国には厳しいビザの審査がありました。女性の入国は特に厳しかった印象があります。
しかしそんなサウジアラビも現在は入国が緩和され、近年は観光に力を入れ始めています。僕がちょうどカタールW杯でカタールへ行ってた時もテレビではメッシを起用したサウジアラビア観光のCMがガンガン流れていました。ぶっちゃけメッシは必要なかったと思っています...😅
そんなサウジアラビアですが、人口は3,000万人で、人口規模だけ見るとそこまで大した市場には見えません。しかし、サウジアラビアは 人口 3,000万人の内、7割が自国民らしく、自国民の平均年収は2,000 - 3,000万円越えです。
聞いた話によると新卒で年収2,000万円ぐらいらしいので、国民の7割が富裕層と考えると恐ろしいポテンシャルを持っています。サウジアラビアの自国民の多くは公務員らしいのですが、公務員と言っても日本と違って副業OKなので、一般人がオイルマネーで稼いだお金をガンガン投資に回している感じです。
また、京都工芸品の方いわく、一般人の方は今まで服装や家など、他人から見られる外面にお金を使っていたそうなのですが、最近はインテリアなど他人に見えない内面にもお金を使うようになっていると感じたそうです。
今回京都工芸品の方はご縁があってサウジアラビアの展示会に出展することになったみたいなのですが、日本から出展していたのは彼一人だったらしく、彼はめっちゃチャンスと捉えています。
当然商社や大企業のメーカーさんはサウジアラビアに進出しているでしょうが、工芸品でサウジに進出するような会社さんはいないので、確かに先行者利益を享受できそうです。
こうした話を聞くと中東は色んな意味で面白そうだなーと改めて思いました。