デジタル化が進む現代で日本からの遠隔経営がますます難しい理由
みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。
今日はデジタル化が進んでいる現代において、日本からの遠隔経営は実難しくなるよね?というテーマでお話をしたいと思います。
つまるところ、日本からの台湾リモート経営はあんまりしない方がいいですよって話です。
こういう話は以前からよくしてますが、今回改めて思う事があったので、みなさんに共有します。
僕が遠隔経営がうまくいかないと思う理由はなんと言っても"人"です。
BtoBなら通常何百も顧客を抱える必要があまりないので、まだいけると思いますが、BtoCの場合は何百、何千の顧客を相手にしないといけません。
そうすると必然的に現地に法人を立て、台湾現地で人を雇う必要性が出て来ますが、台湾現地法人の経営を遠隔にするのはかなり無理があるでしょう。
今時 zoom とかあるし大丈夫でしょ!って思うかもしれませんが、それが中々うまくいかない理由は、ビジネスがなんだかんだ言って人の繋がりで回っているからです。
しかも現代は"人理由"でビジネスが決まる傾向がますます強まっています。
今回のブログでは、そんな"人"理由の現状や僕の身の回りで起きている"人" に関するリアルなお話を特別に共有したいと思います。
"人"理由の必然
現代はものが溢れているため、自社と同じサービスや商品を提供している会社は必ずあります。むしろ多くの場合、自分達より競合他社の方が安かったりもします🙃
一般的に、人は同じ商品が2つ並べられた時、より安い方を選ぶ傾向があります。例外はブランドものです。LVのバッグと同じ形、同じサイズのバッグが10倍安い価格で横に置かれても LV のバッグを買う人はいます。
このブランド力は会社が長年構築してきたイメージに紐づいてる訳ですが、最近"人"とブランド力が紐づくケースが増えて来ました。
インフルエンサーのヒカルさんが出すブランドのブランド力は"ヒカルさん"のイメージに紐づいていると言えるでしょう。
しかもこれが結構売れたりします。
つまり現代は人が何か購入をする時、購入をする理由が価格やブランドイメージに限らず、"人" もあるという事です。
そしてこれは BtoC の商品に限らず BtoB や他社とパートナーシップを結ぶ時にも起きています。
ここで覚えておきたいのが、ビジネスをする理由が人なら、ビジネスをしたくなくない理由も人という事です。
それでは本題に入りましょう。