【日本出張報告】飼い慣らされた井の中の蛙
みなさんこんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。
今日は日本出張で感じたことを少しダラダラと書きます。テーマは飼い慣らされた井の中の蛙です😅
ここでいう蛙は日本人の事を指します。外国人がこんな内容のブログを書くと、とんでもないことになると思いますが、今回は日本人としての特権を思う存分使いたいと思います。
主に今回日本出張へ行った時に思った事を皆様に共有できればと思います。
体調不良で思ったように体が動かないので少しダラダラと日本出張の感想を書きます。
僕は旧正月が始まる一歩手前のタイミングで、日本へ1週間ほど出張しに行ってきました。その際に某有名アパレルブランドで働く26歳の青年と話をする事が出来たのですが、今の日本の20代は中々苦しそうな事がわかりました。
彼の勤務地は青山で、パリコレクションを控えた旧正月前は猛烈に忙しく連日12時まで残業していたそうです。
コンプライアンスが厳しくなった今の時代もこんな会社はまだまだあるわけです。
そんな多忙な彼ですが、幸いにも彼は実家が代官山にあるので残業後も6時間睡眠が取れていたそうです。
しかしこれが彼のように東京都心部に実家がない大部分の人だったらかなりきつかった事でしょう。
20代は給与も低いので、都内の中心に住むことは難しく、ましてや今は物価高で生活もかなり苦しいでしょう。
そんな生活が嫌なら国外に逃げたいところですが、低い給与に加えて昨今は円安なので、日本に出ようにも日本の外に出るのも一苦労という状況です。
こんな状況になった理由については、テレビのコメンテーターがあれこれ言っていますが、僕は個人的に日本人の多くが「国内」で政治家や経営者に飼い慣らされてしまったからかなーと思っています。
声を上げても変わらない仕組みを許した日本人
日本のテレビに引っ張りだこの成田悠輔氏は、20代が全員選挙に行こうと20代はマイノリティだから選挙結果に影響がないというお話を以前しています。
有権者数を客観的に見ると事実なので、これは本当にどうしようもないと思います。
20代が少ない理由は出生率が低いからなのですが、今の20代に子どもを産む余裕なんてほとんどないでしょう。というか多様な価値観が受け入れられる時代になってきたので、"子ども"という選択肢がそもそも当たり前ではなくなってきています。
ただ別に出生率が低いのは日本だけでなく、お隣韓国や台湾も同じです。どこも出生率が低下しています。
しかし日本人の平均給与は過去30年間ぐらいほぼ横ばいなのに対して、近隣諸国は上がっていて日本の平均給与はいつの間にか韓国に抜かれています。
この理由はなぜでしょうか?僕なりに考えたのですが、一つ理由を挙げるならトップ(政治家や経営者)の人が上手く従順な日本人を作ったからかなーと思います。