applemint 代表佐藤の月間インプット (2022年9月編)スニーカー購入で登校率UP!?
こんにちは、applemint 代表の佐藤 (@slamdunk772) です。
今日は僕が8月にインプットした知識の中から、是非みなさんに共有したい情報をいくつか厳選してお届けします。
また、今回は僕がインプットのために購入した本の中で、個人的にイマイチだったと思う本も、ご紹介したいと思います😂
それではどうぞ
スニーカー購入で登校率UP!?
まずは、クーリエジャポンという有料雑誌で見た、とても興味深いと思った記事をご紹介します。アメリカにはスニーカーを寄付するShoes That Fit という非営利団体がいます。
この団体では、無料で子どもたちにかっこいいスニーカーを配っています。Shoes That Fit が無料で子どもたちにスニーカーを配る理由は、かっこいいスニーカーが子どもたちの自尊心の向上に繋がり、登校率が上がると思っているためです。
アメリカは格差が激しく、いい服やいい靴を買ってもらえる家庭もいれば、そうでない家庭も多いです。
僕がアメリカの高校にいた時、僕のサッカーチームにはラファエルというメキシカンの学生がいたのですが、彼は毎日同じパーカーを着ていました。恐らく経済的な理由からだと思います。
高校生だった僕や、彼の周りの友人は特に気にしていませんでしたが、小学生は違います。小学生は残酷なまでに自分が思ったことを口にします。ダサい靴や、汚い服を見たら、それを口にしてしまいます。
その結果、アメリカでは靴がダサい事を指摘されて、不登校になる子どもがいるそうです。
そこで Shoes That Fit は経済的に恵まれない子ども達に、かっこいいスニーカーを配った所、なんと40%の学校で登校率がUP したそうです。
以下参考:
この記事を見た時、僕はこの団体が行っているのがとても本質的な解決に見えました。
例えば日本であれば、不登校の生徒がいると、恐らく「イジメをなくそう」とスローガンを出したり、担任の教師の方が家庭訪問をすると思います。
その結果、不登校だった学生は一時的には学校に行くかもしれませんが、これは根本的な問題の解決になっています。
不登校の原因が服や靴をバカにされたためだった場合、家庭訪問やイジメをなくそう!と呼びかけても服や靴は変わらないので、また馬鹿にされるでしょう。
スニーカー一つでこうも子どもの態度が変わるのかと思わされた記事でした。
リーダーシップの旅:1人称についてくるフォロワー
「リーダーシップの旅」というとても古い本があります。前々から噂は聞いてましたが、読んだことがなく、ポッドキャストで朝倉裕介氏が紹介しているのを聞いて、読もうと思いました。
本の中で、特に印象的な部分を一つだけ取り上げます。
みなさんキング牧師はご存知ですよね? I have a dream... と言った方です。キング牧師のスピーチを見て/聞いて頂くとわかりますが、彼は "I"という一人称を使って、自分の夢ばかり語っています。
それにも関わらず、彼の周りにはたくさんのフォロワーが生まれました。通常、個人の夢を語って、それにフォロワーが付くことは稀です。
「僕は台湾で一番信頼される広告代理店を作りたいです。」と僕が言ったとこで、果たして何人のフォロワーがつくと思いますか?ほとんどいないと思います。
その結果、多くのリーダーは "We" という言葉を使い、周りを巻き込もうとします。「我々が解決しないといけない問題は...」といった具合です。
しかし、キング牧師は一人称です。では、一人称のスピーチがなぜフォロワーを生んだかと言うと、熱量だと思っています。
彼のスピーチでわかるのは、一人称で夢を語るのは時として、"We" と言うよりも熱量を生み出し、それに人々が引っ張られるということです。
これは要するに、自分の夢が人々や社会のためであれば、もっとわがままに、自分の理想を追求してもいいということかな、と解釈しました。
くれぐれも傍若無人と混同してはいけません(苦笑)
僕は applemint lab のメンバーをサポートしつつ、台湾でもっと面白い実験や、もっと面白いイベントを企画できればと思っています。そんな"僕"の夢にみなさんがついていきたいと思うだけの熱量をもっと出せればと思っています。