【台湾旅行代理店裏話】2022年7月現在のリアルな台湾人向けインバウンド事情
こんにちは、applemint 代表の佐藤です😎
今日は日本の観光業やインバウンドに従事される方に対して、興味深いお話をしたいと思います。テーマはズバリ、2022年7月現在、台湾人向けのインバウンドはどんな状況なのか?というお話です。
僕は先日、某台湾大手旅行代理店の方とお話をする機会があり、その時に色々とお話を聞く事ができました!
インバウンドや観光業に従事しない人でも結構面白い内容だと思っていますのでお楽しみください!また、ブログの最後では、販売代理店に対してコミュニケーションする時の適切な方法についてお話をしたいと思います!
2022年7月現時点での日本向けインバウンドの課題
まずは僕が聞いた2022年7月現在の日本向けのアウトバウンドの課題についてお話をします。
コロナ保険がない
旅行先でコロナウイルスに感染したらどうしよう!という懸念は誰しもが持っているかと思います。2022年7月現在の日本で、もしも外国人旅行客がコロナウイルスに感染した場合、責任を取るのは旅行客を日本に連れてきた旅行代理店になります。
仮に旅行客の中で感染者が出た場合、旅行代理店は外国人を受け入れられる病院を探す必要があり、送迎もしなければいけません。感染者が治療を終えたらアフターケアもすることになります。また、ツアーに参加した他の観光客は濃厚接触者と見なされ、処置様々な対策を講じる必要があります。
つまり現在台湾の旅行代理店は、日本へ行きたい台湾人が多くいるのは知っているけど、日本行きはクソ面倒だから手配をしたくないというのが本音です。ちなみに表題にもある通り、現時点で旅行代理店向けに『コロナ保険』のようなサービスはありません。つまり団体旅行でコロナの感染者が出たら旅行代理店の自費になる可能性が高いです.....
現在日本政府は中途半端に1日2万人の入国を許可してますが、そんなのより先に入国条件や入国後の処置をどうにかした方が良さそうです。
飛行機のキャンセル
最近飛行機が相次いで急にキャンセルになっています。僕の周りには、JALやANA など例外なく突然キャンセルされている人が多くいます。
その原因は飛行機の空席率ということがわかりました。現在、台湾から日本や海外に行く人は増加の傾向にあるようなのですが、海外から台湾に入ってくる人はほとんどいないそうです。
旅行代理店の人の話だと、2022年7月現在台湾に入国している人の数は1週間大体25,000人だそうです...これはめちゃくちゃ少ないです。
つい先日台湾政府は1週間の入国者数を4万人まで引き上げましたね!これは恐らく航空会社から要望があったためと僕は勝手に考えています。