【日本人が知らない台湾】台湾をうつ病率と自殺率から見てみる
こんにちは applemint 代表の佐藤です😎
現在坂口恭平さんがかなり前に執筆した独立国家の作り方という本を読んでいます。
内容を簡単に要約すると、人はマジで自分の力で生きていかないといけなくなった時、めちゃくちゃ知恵を絞ってどうにか状況を打開するみたいな本です🙃
この本ではまず坂口さんはホームレスの方を観察する事から始めます。その結果、ホームレスの方はよく河川敷に住む事を彼は突き止めます。『ホームレス消滅』という本にも書いてますが、河川敷の管轄は国で、公園の管轄は区です。公園にホームレスがいない理由の一つは区の職員や派出所の警察官がホームレスに立ち去るよう注意しやすいからです。
それに対して河川敷は河によっては国の〇〇省が管轄になるため、滅多な事じゃ職員が来ません。また、作家の坂口さんは、本が出版された2011年はまだ国が "家" や "住む"という行動を法律で明確に定義していないことに目をつけ、仮屋を作りわざわざ4輪をつけます。4輪になれば家じゃなくなるからです。
そんなユニークな発想を持つ坂口恭平さんは実は以前躁鬱病とお医者さんに診断されています。躁鬱病の方は調子がいい時は、とことん良いらしいのですが、悪い時はどん底まで落ちて、しかも悪い時はいい時の記憶が全てすっ飛ぶため、鬱が一生続くと勘違いするそうです。
その結果、うつ病患者の中には「この状態がずっと続くなら死にたい」と考え自殺に至る人もいます。坂口さんは躁鬱病の鬱の状態の事を脳の誤作動と考えています。
前置きがめっちゃ長くなりましたが、この本を読んだ時、日本は割と自殺する人が多い国というイメージがありますが、台湾はどうかなと思い台湾の事を調べることにしました。そしたら意外な事実がわかりました。
このブログでは台湾の鬱病患者数や、自殺などについて触れ、台湾の意外な一面についてお話をしたいと思います。