無意識に奪ってしまう相手の時間と時間を奪う事で生じる信頼の低下
こんにちは applemint 代表の佐藤です😎
今日は表題にもある通り、僕らは無意識に相手の時間を奪い、その結果信頼を低下させているというお話をしたいと思います。自分への自戒の意味も込めて書いています。
時間は有限で、時間だけはいくらお金を積んでも増やすことはできません。孫正義氏もイーロンマスク氏も1日は24時間しか与えられていません。
では孫正義やイーロンマスクはどんな1日を過ごしているでしょうか?多分分刻みのとんでもないスケジュールだと思います。なぜそう思うか?それは、彼らが有名人で忙しいに違いないと僕らが勝手に思っているからでしょう。
では忙しいのは有名人だけでしょうか?そんな事はありませんよね?仕事を真面目にしている人なら誰しも忙しいでしょう。暇なのは仕事を無くした窓際族や何もしなくても給与が勝手にもらえると思っている一部のサラリーマンだけです。
僕はというと、有名人ではありませんが忙しくしようと思えばいくらでも忙しくできますでし、サボろうと思えばいくらでもサボれます。ただ、時間を無駄にすることは大嫌いです。
最近そんな僕や僕のスタッフの時間を無意識に奪っている人を多く見かけ、それが結果的に信頼の低下につながっているので、自分への自戒も込めて改めてブログにして書こうと思いました。
このブログでは具体的にどんな行動が時間を奪い信頼の低下に繋がるかお話をします。営業をする人などは知っておいて損はないと思います。
繰り返されるメール
メールとは面白いもので、感情が伝わりにくいため文章がとてもドライに見えます。メールやメッセージがきっかけで怒ったという人は多いと思います。
一方で過度に丁寧にメールをする人がいます。丁寧な事はすごくいいのですが、残念ながらメールの回数を多くすれば丁寧と勘違いしている人がいます。これは忙しい社長や上の方に対してはやめた方がいいでしょう。なぜならこの行為は相手の読む「時間」を奪っているからです。
一例をご紹介します。僕らは最近海外のある企業からお問い合わせを受けました。海外の案件という事で、結構嬉しかったのですがとにかく向こうが僕にメールを送ってくる回数が多かったんです。
僕もそれに付き合い、土日にもメールを返していたらそれが向こうにとって当たり前になってしまい、ちょっとメールがないと「返事はどうしたの?」と来はじめました。いつの間にか向こうは僕に対してお友達感覚でメールをしていたのです。
僕自身も無駄なメールを送ってしまう事は未だにあります。相手の事を考えずに、長ったらしいメールを書いてしまう事もあります。昔はブログもひどかったです。昔の僕のブログはとにかく長ったらしく、僕には読み手の時間を奪っているという意識がありませんでした。
今回の海外の企業からのメールは典型的な相手の時間を奪うメールでした。今回のメールを通して、自分自身メール頻度の頻度は適切か否か改めて考えるきっかけになりました。ただ、人によっては最短距離のメールを「熱意がない」と捉える人もいるので、メールの頻度や長さは相手によって少し調整も必要でしょう。
この章でお伝えしたいのは一般的に、頻繁なメールや改行のないメール、ダラダラと長いメールは「読み手の時間を奪う」という行為と認識する事です。
これは社外だけでなく、社内もそうです。わからない事があれば上司に聞くのはいいと思いますが、何度も聞く事は相手の時間を奪う行為です。きちんと調べた上で相談したりするといいと思います。
オンライン会議を軽々しくセットアップしない
オンライン会議が普及した事で、ちょっとオンラインで会議をしませんか?という話が良く来るようになりました。面談は非常に重要ですし、僕もよくしていますが、大事なのは相手に時間を取らせていると思わせない事です。
例えば、僕の所によく来る営業メールで「30分オンラインの面談の時間をくれませんか?」というものです。メールには定型文が使われ、僕に対するメリットが全然書かれていないのに30分も僕の時間を奪おうとしている人がいます。こうした営業メールは全部無視をしています。
僕自身は営業メールをほとんどしません。じゃー僕らはどうやって顧客を獲得しているかというと、僕らのサービスが必要な人はどんな事に悩んでいて、どこで接触して、どういう情報を提供すれば振り向いてくれるか考えて、コンテンツを作っています。
この事は Youtube でも他のブログでも散々書いてます。ただ、 僕自身営業メールをした事がないわけではありません。僕はオンラインで面談した後の商談成約率が高いのは知りつつも、相手の時間を奪いたくないので、かなり綺麗な資料を作って相手に送ります。
所謂ポートフォリオというやつです。僕自身時間を奪われるのが嫌いなので、自分も相手の時間を奪いたくないな、と思ってこのやり方にしています。もちろん、このやり方に異議や反対意見はあるでしょうが、とりあえず僕は僕がされて嫌な事を避けるような営業の仕方をします。
みなさんもこの機会に自分の行動が相手の時間を奪っていないか?確認してみてはいかがでしょうか?