日本の田舎は変わらない、けど在台企業なら変えられるかもしれない
こんにちは applemint 代表の佐藤です😎
先日盛岡でやっとの思いで免許を更新し、市役所で色々手続きを済ませる事が出来ました。
盛岡に来てみるとわかりますが、昼時に大通りと呼ばれる盛岡市で一番都会と言われる場所に行くと、正直街に活気はありません。
ここで言う「街」の中にイーオンは含まれません(笑)
街を歩いていてもすれ違うのは高齢者ばかりです。改めて日本では田舎に来ると本当にリアルな「日本」を感じられると思いました。そんな盛岡で感じたもう一つの出来事が働く人も高齢化している現状です。
残念ながら高齢者は変化を好みません(だからと言って若い人が変化を好むと言うわけではありませんが...)。その結果、高齢者が働く場所ではシステムがいつまでも変わらない出来事が起きます。
IT やテク系の方々はこういう現状を見てとても歯痒い思いをするのですが、でも現状は中々変わらない。どうすれば変わるのでしょうか?このブログでは僕が今回盛岡で体験した日本の田舎の現状をお伝えした上で、僕だったらどうやってデジタル化を進めるか、というお話をしたいと思います。
というのも、「台湾企業」や台湾にいる企業って田舎の現状を変えられるチャンスがあると思っているからです。ただ、それに気づいていない人は多分多いです。
台湾から日本へ進出したい台湾人の人に一番読んで欲しいのですが、とりあえず日本語で書かせてください(泣)
愕然とした運転免許証センター
盛岡で運転免許証のセンターで無事免許を更新することができたのですが、驚いたのは僕が提出した紙の量です。多分合計20枚あったんじゃないかと思います。
僕がコロナで日本に帰国できなかったため、免許が失効したのが理由の一つです。参考までにお伝えすると準備したのは、在職証明書、戸籍抄本、一時滞在証明書、パスポート及び居留証のコピー、申請書、健康カード(体調不良かどうかを尋ねる紙)、最後に出国した日を証明する紙などです。
次に、申請書は4枚ぐらい書いたのですが、そのいずれも手書きで氏名と住所を書き、中にはマークシートという超懐かしいものも出てきました。
この大量の紙を彼らが保管するのかどうかは知りませんが、保管するならその保管する物理的な空間の費用は当然クラウドより高くつきます。また、僕が手書きで書いた氏名や住所はその後、恐らく若いスタッフや事務職の方々がコンピューターに打ち込むのでしょう。
思わず「なんだこの無駄は...」と思ってしまいました。先日明石市の市長さんがインタビューで、「県や市は予算がないのではなく、どこか我慢して捻出すればある」と言ってましたが、改めて都道府県は予算がないのではなく、使う所を間違っているような気がしました。
また、当日は「安全のしおり」みたいな分厚い本が手渡されましたが、読む人はいないでしょう。どうせ捨てられる紙に対してデザイン代と印刷代がいくらかかっているのかと思うと、本当に残念な気持ちになりました。
ただ、ここまでは誰しもがわかっている事です。問題はこれをどうすれば変えられるか?というお話です。